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Intel価格改定後の売れ行きと、AMDの品不足

2001年02月03日 20時07分更新

文● HINOMOTO(G&D MATRIX)

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 先日価格改定を行ったIntelだが、Pentium III、Celeronともにその後の売れ行きは好調のようだ。

価格表

 今回の改定はPentium IIIで最大約1万5000円の値下げという比較的大規模なもので、その影響は売り上げにも明確にあらわれている。最も値下げ幅の大きいPentiumIII-1GHzの売り上げは、ショップによっては改定前の約3倍にも伸びたようだ。同時に円安の影響もあり、価格がそれほど動かなかったCeleronや、Pentium III 800MHz以下の製品についても着実に売り上げは伸びているという。また、各ショップPentium III、Celronともに在庫も豊富なようで、当分の間、品不足になるようなことはなさそうだ。
 Pentium 4も今回は価格改定の対象になっており、最大約1万円の値下げを行っている。しかし、売り上げは改定前とほとんど変わらないようで、Pentium 4の人気は、現段階ではあまりないと言わざるを得ない。

 対するAMDだが、相変わらずのAthlonリテール版の品不足はかなり深刻。1.1GHz、1GHzに関しては先週末から今週にかけて多少入荷したショップもあったが、状況の改善にはほど遠く、再入荷の目処はまったくたっていない。昨年末の売り上げが予想以上のもので、生産が追いついていないようだ。
 AMDは来週にもIntelに対抗して価格改定を行うという情報もあるのだが、例によって詳細は不明で、ショップ側は発注をためらっているところが多い。しかし、どちらかというと問題なのは、価格改定後の品不足かもしれない。



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