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インターネットプロバイダー協会が設立報告会を開催――任意団体から社団法人へ

2001年02月02日 03時48分更新

文● 編集部 佐々木千之

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(社)日本インターネットプロバイダー協会(JAIPA:Japan Internet Providers Association)は1日、都内のホテルにおいて設立(法人化)報告会を開催した。同協会は'99年12月に任意団体として発足したが、2000年12月末に郵政省の認可を得て社団法人化していた。

熊谷正寿副会長、福田晃副会長、渡辺武経会長、堺輝正専務理事
(左から)熊谷正寿副会長(インターキュー(株))、福田晃副会長(群馬インターネット(株))、渡辺武経会長(ニフティ(株))、堺輝正専務理事((株)インプレス)

JAIPAは日本のISP事業者の能力向上を図りつつ問題に適切に対応し、利用者を増やしていって日本および世界規模のインターネットの発展に寄与することで、高度情報通信ネットワーク社会の実現に貢献することを目的としている。

JAIPAには、セキュリティーやハッカー対策、認証システムなど技術的な問題やプロバイダー同士の連携サービス、共同開発を扱う“ビジネス部会”、消費者向けの普及啓蒙活動や不正利用者の情報交換、消費者向け相談窓口となる“ユーザー部会”、ISPの立場から見たインターネット関連法案、学校でのインターネット利用などを扱う“行政法律部会”、共同広告や広報活動、機器の情報交換、負担の大きなサービスの共同運営などを扱う“地域ISP部会”の4部会がある。下部組織としてワーキンググループを設けて活動を行なっている。JAIPAでは、日本の今後の発展は、日本におけるブロードバンドとインターネットのさらなる普及にあるとして、ITの基盤となるインターネットのインフラ構築を進めていく考えだ。

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