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ノキア、第4四半期は12億400万ユーロ、会計年度は39億3800万ユーロの黒字

2001年01月31日 18時01分更新

文● 編集部

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ノキア・ジャパン(株)の30日の発表によると、フィンランドのノキア社は現地時間の30日、2000年第4四半期(2000年10~12月)、および同会計年度(2000年1~12月)の業績を発表した。

それによると、第4四半期の売上は92億8400万ユーロ(約9933億8800万円)で、前年同期比45%増となり、純利益は12億400万ユーロ(約1288億2800万円)、1株あたり利益は0.25ユーロ(約27円)となった。同会計年度の売上は303億7600万ユーロ(約3兆2502億3200万円)で、前年比54%増となり、純利益は39億3800万ユーロ(約4213億6600万円)、1株あたり利益は0.84ユーロ(約90円)となった。

ネットワーク事業、携帯電話事業ともにマーケットシェアを拡大し好業績を残せたとしている。

同社のヨルマ・オリラ(Jorma Ollila)CEOは「ノキアの2000年第4四半期と通年の財務実績はすばらしいものとなりました。これはノキアが事業を計画通りに遂行した結果得られた業績であり、この強固な財政を基盤にさらに次世代技術への移行を展開していきたいと考えています」とコメントしている。

同社では、2001年第1四半期は、市場の成長が予想よりも少し下回ると考えられるものの、この時期に同社では携帯端末のマーケットシェアを勢力的に拡大する戦略を展開するため、売上が25~30%増加し、1株あたりの利益は前年同期と同程度になると予想している。また、ノキア・ネットワークスの営業利益率は2001年末まで10%台の後半で推移し、ノキア・モバイル・フォンの営業利益率は、遅くとも2001年の第4四半期には20%に達すると予想している。

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