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マイクロソフト、学校向けライセンス制度の使用許諾内容を拡大

2001年01月30日 18時31分更新

文● 編集部

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マイクロソフト(株)は29日、IT講習推進特例交付金事業に基づくIT講習会などの実施に対し、学校向けソフトウェアライセンスの許諾内容の拡大と、初等中等教育機関向けIT講習向けの期間限定の特別ライセンス『マイクロソフト スクールアグリーメントITスペシャルパッケージ』の提供を同日付で開始したと発表した。

『マイクロソフト スクールアグリーメント』(以下SA)、および『マイクロソフト キャンパスアグリーメント』(以下CA)の契約に関しては、すでに、IT講習を含む無償の講習会で学校関係者以外の人(外部者)が対象となるデスクトップアプリケーションを使用できる権利を付与している。今回、SA/CA契約に含まれるサーバーへのアクセス権利“Microsoft BackOffice Client Access License”の利用許諾内容を拡大し、アカデミックパッケージやアカデミックオープンライセンス(またはオープンライセンス エデュケーション)により購入・所有しているサーバーソフトウェアに対しても、SA/CA契約対象パソコンからのサーバーアクセスに関しては外部者の利用が可能となる。これらの変更に関して、同日以降、新規契約校に発行する契約書には、追加された許諾内容を追記している。また、既契約校には追加許諾内容を書面にて配布するという。

『マイクロソフト スクールアグリーメント ITスペシャルパッケージ』は、初等中等教育機関(小学校、中学校、高等学校など)の学校施設を会場としてIT講習を実施する際の支援として、講習会で利用するパソコン20台向けの2002年3月31日までの期間限定の特別なライセンスプログラム。基本的にはパソコン20台分を標準の契約としているが、学校の希望により20台以上での契約も可能。価格は年間契約費用として1台あたり5000円。

同パッケージでは、通常のスクールアグリーメントと同様、一括契約によるソフトの利用が可能。IT講習会を含む無償で行われる一般向け講習会で外部者の利用ができ、アカデミック製品であるサーバーへの外部者アクセスを許諾されている。このパッケージは、契約開始時期に関わらず、2002年3月31日までが契約期間となる。

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