昨年12月15日にNVidiaへの会社売却が決定して以来、3dfx製ビデオカード“Voodoo”シリーズが店頭をにぎわせているが、ようやく流通倉庫の中身もハケ始めたのだろうか、ここに来てクレバリー1号店とTWOTOP 1号店が同時にVoodooシリーズの最終入荷をうたっている。
「Voodooは永遠に不滅です?」とアピールしていたクレバリー1号店では、「Voodoo4 4500 AGP」を1万3800円で、「Voodoo3 3500TV AGP」を1万7800円で販売している。特にVoodoo3 3500TVは100本近く仕入れたそうだが、なくなれば完全に販売終了だという。
TWOTOP 1号店では、「Voodoo5 5500 AGP」を2万4980円で、「Voodoo4 4500 PCI」を1万4980円で販売中。「最後のPOWER UPのチャンスです」と呼びかけていた。同店によれば、Voodoo5/4は今回が最終入荷で、Voodoo3は近日中に最終入荷分が店頭に並ぶとのこと。
いよいよ消滅が秒読み段階となった3dfx製品だけに、これは“Voodoo教信者”以外も要チェックと言えるだろう。
なお、すでに消滅と思われていたNumber Nine製のビデオカード「Revolution IV」が、本日USER'S SIDE本店に10本入荷。1万4800円で販売され、1時間ほどで完売となった。同製品はNumber Nine製の自社開発チップ“Ticket to Ride IV”を搭載し、画質には定評のあるビデオカードだ。こういった返り咲きもあるので、ひょっとするとVoodooもいったん消滅後、数年経ってひょっこりアキバに復活するようなことがあるかもしれない。
Revolution IV。このパッケージをなつかしく思う人も多いだろう |