英国大使館、ブリティッシュ・カウンシル、英国政府観光庁、在日英国商業会議所が共同で運営する英国政府公認ウェブサイト“UK NOW”の携帯電話版サイトが19日にスタートした。
UK NOWは、日本ユーザー向けに、英国映画や観光、留学など英国に関するさまざまな情報を日本語または英語で紹介するサイト。現在1週間で15万件のアクセスがあるという。
携帯電話版サイトは、J-SKYまたはiモード対応携帯電話で閲覧可能。メニューは、英国映画の説明や英国関連イベントについて紹介する“イベント分野”、ブリティッシュ・カウンシルが運営するスクールの英語コース情報を掲載する“英語を学ぶ”、留学説明会や資格試験の情報を掲載する“英国留学”、ビザ情報全般について掲載する“ビザ情報”、UK NOWの本体ウェブサイト情報の一部を紹介する“もっと英国!”、サイトを運営している4組織の連絡先を明記した“連絡先”が用意されている。
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| 携帯電話版ウェブサイトのメイン画面 |
なおUK NOWでは携帯電話版サイトのオープンを記念し、オリジナル携帯電話およびJ-PHONEのデジタルカメラ付き携帯電話『SH04』が当たるオンラインプレゼントキャンペーンを1月19日～3月16日まで実施する。携帯電話版UK NOWサイトにアクセスし、“キャンペーン”メニューの登録フォームに必要事項を入力して送信すると、抽選でオリジナル携帯電話が3名に、デジタルカメラ付き携帯電話が2名に当たるというもの。UK NOWオリジナル携帯電話は、英国国旗(ユニオンジャック)をデザインしたカラフルなモデルで、本体はJ-PHONEの『D03』仕様となっている。
 | ユニオンジャックをモチーフにしたUK NOWオリジナル携帯電話。「カラフルでファンキー。伝えたい英国のイメージそのもの」(英国大使館担当者) |
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携帯電話版サイトの開設背景について、英国大使館は、「英国は伝統的でお堅いというイメージがあるが、新しいスタイルの音楽やファッションなどを生み出す活発で創造性にあふれた社会であることを特に日本の若者にアピールするため」としている。「携帯電話サイトを見て、さらに本体のサイトにもアクセスしてもらい、より詳細な情報を得てもらいたい」という。
本日都内で行なわれた発表会には、英国の電子商取引担当大臣であるPatricia Hewitt(パトリシア・ヒューウィット)氏が出席した。同氏は「携帯電話版UK NOWは、英国政府としては初めての携帯電話用ウェブサイト。日本における外国政府の携帯電話用サイトとしても初めてのものだろう。多くの日本人に英国の魅力を紹介したい」と語った。
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| 英国電子商取引担当大臣であるPatricia Hewitt氏 |
また同氏は、電子政府の実現について「今朝額賀経済財政政策担当大臣と会い、電子政府により政府のサービスをオンライン化し、効率よく簡単に国民にサービスを提供できることについて話した。そして英国と日本政府はECやITで技術協力で合意したと共同宣言し、、政府関係者と緊密に協力して電子政府を推進していく」としている。
NTTの通信料金については、「昨日片山総務大臣と話したが、効果的な競争を実行できる通信市場は、ユーザーに選択肢ができコストが下がる。この競争が実現するためには規制当局が必要であり、支配的な事業には規制当局の適切な動きをするべき。日本政府はそういう方向性の計画を考えていると話していた」と語った。
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| 発表会の最中、英国ブレア首相からメールが会場に届いた。「英国政府初のモバイルウェブサイトを開設できてうれしい。これは英国が新技術をリードしようという決意の表われだ」 |
