このページの本文へ

メルコ、無線通信システムやアクセラレーターなどを発売

2001年01月19日 18時43分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)メルコは18日、“BUFFALO”ブランドより、AP間無線通信用システム『AirStationPro』を発表した。併せて、HomePNAシステム『HEB-T1』、『HSM-P12TX2』、スイッチングHub『LSW10/100-16NW』、『LSW10/100-24NW』、PCIバス用LANカード『LGY-PCI-TXC-LP』、LANカード&ケーブルセットモデル6種、内蔵型DVD-ROMドライブ『DVD-ROM16FB』、CPUアクセラレーター『HCL-MX733』、60GBのHDD『DIF-GT60G』、『DSC-GT60G』を今月下旬より順次発売すると発表した。

AP間無線通信用システム

『AirStationPro』
『AirStationPro』

『AirStationPro』は、企業の部署間やフロア間で無線通信を行ないLAN環境を構築できるシステム。遠距離用アンテナの併用でビル間など遠距離通信にも対応する。今回発表したのは、アクセスポイント(AP)間無線通信用システム『WLA-AWC』、遠距離通信用外部アンテナ2機種(指向性八木アンテナ『WLE-HG-DYG』と無指向性コリニアアンテナ『WLE-HG-NDC』)、各種取付金具『WLE-KG-BSD/VPA/VPB』、専用同軸ケーブル『WLE-CC5/CC10/CC20』(5/10/20m)で、保守交換用としてコネクター変換キット『WLE-LNC』も用意する。これらにより、屋内の配線の困難な部署間や、見通しの悪い広いワンフロアの無線化をはじめ、屋外のビル間通信(11Mbps時最大1.5km)が可能にする。さらに『WLA-AWC』のリピーター機能を利用すれば、通信距離の延長も可能。アンテナ取付金具もビル自立設置タイプ、ベランダ設置タイプなど、用途に合わせた3タイプを用意する。AP間通信はWDSにより最大6台まで同時使用可能。導入した際はアンテナの取付工事、各種設定設置をサポートするサービスも行なう。『WLA-AWC』の価格は6万8000円。『WLE-HG-DYG』が4万9800円、『WLE-HG-NDC』が3万9800円、屋外アンテナ設置用取付金具は7800円より、外部アンテナ専用同軸ケーブルは5mが1万2000円、10mが2万2000円、20mが4万2000円、屋外アンテナ用コネクター変換キットは1万4800円。発売は2月下旬。

HomePNAシステム

『HEB-T1』写真
『HEB-T1』
『HSM-P12TX2』
『HSM-P12TX2』

『HEB-T1』、『HSM-P12TX2』は、既存の電話線を利用してLAN構築が行なえるHomePNAシステム。ホテルやマンションなどのインターネットサービス向けの製品。システムは、ルーターとMDF(電話回線配電盤)の間に設置するHomePNAインテリジェントスイッチングHub(12ポート)『HSM-P12TX2』と、各部屋で電話線を電話とパソコンに分岐させるHomePNA Ethernetブリッジ『HEB-T1』で構成する。『HSM-P12TX2』は、VLAN機能を搭載し各住戸間での通信を完全にシャットアウトしセキュリティーを確保する。SNMP搭載によってリモートコントロールも可能。設定はウェブブラウザーから行なう。『HEB-T1』は、10BASE-Tと電話用ポートに分岐させ同時使用できる。設定は不要でプラグ&プレイに対応する。同システムは、ホテルやマンションのオーナー、CATVなどの事業者向けの製品のため、一般の販売チャネルでは扱わない。出荷開始は2月中旬。両製品ともに価格はオープンプライス(予想価格は未定)。

企業ユース向けのスイッチングHub

『LSW10/100-16NW』
『LSW10/100-16NW』

『LSW10/100-16NW』と『LSW10/100-24NW』は、AUTO-MDIX機能など、企業向け機能を搭載したスイッチングHub。『LSW10/100-16NW』が16ポートモデルで、『LSW10/100-24NW』は24ポートモデルとなる。価格は16NWが1万9800円、24NWは2万9800円。出荷開始は2月上旬。

LowProfile対応 PCIバス用LANカード『LGY-PCI-TXC-LP』

『LGY-PCI-TXC-LP』
『LGY-PCI-TXC-LP』

『LGY-PCI-TXC-LP』は、LowProfileに対応したPCIバス用のLANカード。価格は2600円。出荷開始は2月下旬。IEEE802.3u(100BASE-TX)/IEEE 802.3(10BESE-T)規格に準拠し、PCIプラグ&プレイ、Full-Duplex(全二重)に対応する。100BASE-TX/10BASE-T Autonegotiation機能を搭載する。対応バスはLowProfile PCIバス(5.0V仕様)。消費電力は最大1.05W。対応OSはWindows 95/98/Me/2000。

LANカード&ケーブルセットモデル

『LPC2-T/3M』
『LPC2-T/3M』
 『LPC3-CLX/3M』
『LPC3-CLX/3M』
『LGY-PCI-TXC/3M』
『LGY-PCI-TXC/3M』

LANカード&ケーブルセットモデルは、発売中のLANカードにLANケーブルを同梱したセットモデル。初めてLANカードを導入するユーザーに最適なスターターキット。LANケーブルは3mのカテゴリー5UTPストレートケーブル。『LPC2-T/3M』は、10BASE-T対応PCカードスロット用LANカードとケーブルのセット。価格は3400円。『LPC4-TX/3M』は10/100BASE-TX対応のPCカードスロット用LANカードとケーブルのセット。価格は4900円。『LPC2-CLT/3M』は、10BASE-T対応のPCカードスロット用カプラーレスLANカードとケーブルのセット。価格は3400円。『LPC3-CLX/3M』は10/100BASE-TX対応のPCカードスロット用カプラーレスLANカードとケーブルのセット。価格は4900円。『LGY-PCI-TL/3M』は、10BASE-T対応のPCIバス用LANカードとケーブルのセット。価格は1600円。『LGY-PCI-TXC/3M』は、10/100BASE-TX対応のPCIバス用LANカードとケーブルのセット。価格は2200円。出荷開始は1月下旬。

16倍速内蔵型DVD-ROMドライブ

『DVD-ROM16FB』
『DVD-ROM16FB』

『DVD-ROM16FB』は、DVD-ROM最大16倍速、CD-ROM最大48倍速の読み込みが行なえる内蔵型のDVD-ROMドライブ。ドライブは松下電器産業(株)製。価格は1万6000円。出荷開始は1月下旬。

Soket370用733MHz CPUアクセラレーター

『HCL-MX733』写真
『HCL-MX733』

『HCL-MX733』は、Socket370用のCPUアクセラレーター。搭載CPUはCeleron-733MHz。山洋電機製CPUクーラーが付属する。対応機種はSocket370のCeleronとWindows 95/98/Me/NT4.0を搭載したIBM PC/AT互換機とPC98-NXシリーズ。価格は3万4500円。出荷開始は1月下旬。

60GBのIEEE1394対応外付HDD

『DIF-GT60G』
『DIF-GT60G』

『DIF-GT60G』は、60GBのIEEE1394対応の外付HDD。インターフェースはIEEE1394。外部転送レートは最大400Mbps。回転速度は毎分5400回転。平均シーク時間は9.5ms以下。バッファー容量は512KB。電源はAC100V~123Vで、消費電力は最大17W。サイズは幅44×奥行き216×高さ122mmで、重さは1050g。対応機種はWindows 98SE/Me/2000を搭載したIBM PC/AT互換機とPC98-NXシリーズ。またはMac OS 8.5.1以降を搭載したPower Macintosh。価格は4万8000円。出荷開始は1月下旬。

『DSC-GT60G』
『DSC-GT60G』

『DSC-GT60G』は、60GBのUltra SCSI対応の外付HDD。インターフェースはUltra SCSI シングルエンド(FAST-20)パリティー有。外部転送レートは最大毎秒20MB。回転速度は毎分5400回転。シークタイムは平均11m秒以下。セクターサイズは512B。電源はAC100Vで、消費電力は17W。サイズは幅44×奥行き216×高さ122mmで、重さは1050g。対応機種はWindows 95/98/Me/NT3.51/NT4.0/2000を搭載したIBM PC/AT互換機とPC98-NXシリーズ。またはMac OS 7.5以降を搭載したMacintosh。価格は4万7000円。出荷開始は1月下旬。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン