イー・アクセス(株)は15日、浦安局におけるADSL回線の初期開設ぶんが完売したと発表した。
同社では、通常の場合、東日本電信電話(株)(以下NTT東日本)より電話局内に十分な設備設置スペースを借用して顧客の増加に対応できるような体制を整えているという。しかし、浦安局に関しては、当初NTT東日本より、「十分な設備設置スペースが確保できない」旨の返答があり、その後NTT東日本と交渉の結果、約200回線分の限定された設備設置スペースで開局することになったという。浦安局では12月下旬に開局してADSLサービスを開始したが、20日余りでこの初期開設ぶんが完売したことになる。
追加の回線工事は、NTT東日本による浦安局設備設置場所拡張工事の完了後に実施可能になる。同社では引き続き申込みを受付けるが、新規の申込みぶんの開通手続き処理は回線増設後に再開するという。現時点では、浦安局の回線増設工事の完了による再開局は4月、新規の顧客の回線開通は4月下旬~5月となる見込みだという。