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NTTドコモ、新株式の発行による公募増資を発表

2001年01月15日 18時23分更新

文● 編集部

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(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモは12日、同日開催された取締役会において新株式の発行を決議したと発表した。

これにより、引受会社の買取引受の対象株式として無額面普通株式40万株、国際引受会社および米国引受会社に対して付与する予定の引受権の対象株式の上限として無額面普通株式6万株、合計で最大46万株を発行する。発行株価は未定(ただし、2月1日から6日までのいずれかの日に開催する取締役会において、同日の東京証券取引所における同社無額面普通株式の終値に0.9~1.0を乗じた価格を仮条件として、需要状況などを勘案したうえで決定する)。

募集は国内外の株式市場で行なう。申し込み期間は2月7日から9日まで。ただし、需要によっては2月2日から6日までの期間に繰り上げられる可能性もある。払い込み期日は2月22日。配当起算日は2000年10月1日。申し込み株数単位は1株。

新株式発行で調達する資金は、国際募集および米国募集の手取金とあわせて、全額を同社の戦略的国際投資に関連する借入金の返済に充当する。なお、同社は米AT&T Wireless社、オランダのKPN Mobile社、英Hutchison 3G UK Holdings社、および台湾のKG Telecommunications社への出資を実行、または決定がなされているが、これらに関連した投資額は約1兆8000億円となる見込み。

この投資により、第3世代移動通信システム(IMT-2000)におけるW-CDMA方式の世界的な普及とモバイルマルチメディアの展開を図り、同社グループのユーザーの利便性を高めるとともに、同社グループの企業価値の増大を図るとしている。

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