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ザイン、デジタル家電・携帯向けLSIで日立およびNECと資本提携

2001年01月15日 15時07分更新

文● 編集部

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半導体ファブレスメーカーのザインエレクトロニクス(株)は13日、液晶表示装置向け高速インターフェースの開発を強化するため、(株)日立製作所および日本電気(株)(NEC)と2000年12月に資本提携を完了したと発表した。これにより、両社はザインエレクトロニクス株式の0.35パーセントをそれぞれ取得した。

日立およびNECは、ノートパソコン/液晶テレビ/デジタル携帯電話/PDA端末などのTFTカラー液晶ディスプレーモジュール製品を提供している。一方、ザインエレクトロニクスは半導体の設計開発・マーケティングに特化した製造部門をもたない企業。ファウンドリー(半導体受託製造専門企業)や、半導体・液晶メーカーなどの共同開発パートナーと水平分業することで、開発スピードを向上させ、タイムリーに高速インターフェースLSI製品を市場投入しているという。

今後、液晶ディスプレー/プラズマディスプレーパネルや次世代携帯電話などのデジタルディスプレーの需要に対して、同社の高速信号処理技術とアナログ/デジタル回路混載システムLSIをコアに、ディスプレー/パソコン/携帯電話/デジタル家電メーカー向けのキーコンポーネントと設計サービスを総合的に提供していきたいという。

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