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三菱、サーバー『apricot FT8000シリーズ』のCPUを高速化

2001年01月11日 16時58分更新

文● 編集部

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三菱電機(株)は10日、クライアント・サーバーコンピューター『apricot FT8000シリーズ』の全モデルのCPUを高速化し、新製品として5モデルを発表した。全モデルとも2月9日に販売を開始する。

『apricot FT8000シリーズ』
『apricot FT8000シリーズ』

発表された5モデルは、Pentium III Xeon-700MHzを2基(最大4基)搭載した『apricot FT8000モデル460』、Pentium III-1GHzを1基(最大2基)搭載した『同モデル270』/『同モデル270R』/『SR220a』、Pentium III-700MHz搭載の『モデル160』。モデル460は、Pentium III Xeon-700MHzを最大4基まで搭載し、SMP処理できるタワー型サーバー。128MB(最大4GB)のメモリー(SDRAM)を搭載。HDD(Wide Ultra2 SCSI)について、ディスクレス/18GB/36GBの3タイプがあり、本体には最大10台(最大360MB)まで内蔵可能。また、10台のHDDを搭載可能な『拡張ディスクモジュール』も用意し、最大10モジュール(最大3.6TB)まで接続できる。さらに、オプションとして、RAIDコントローラー(RAID1/5)や冗長電源などを用意している。価格は307万円から。

モデル270/モデル270R/SR220aの3モデルは、CPU(最大2基)にPentium III-1GHz、128MBのメモリー(SDRAM)を搭載したサーバー。筐体は、モデル270がタワー型、モデル270Rが5U(220mm)のラックマウント型、SR220aが2U(88m)のラックマウント型。HDD(Wide Ultra2 SCSI)については、モデル270/モデル270Rがディスクレス/8GB/18GB/36GBの4タイプを用意し、本体に最大5台まで内蔵可能。拡張モジュール(最大10台搭載可能)を1モジュール接続できる。一方、SR220aは、ディスクレス/8GB/18GBの3タイプがあり、本体に最大4台まで内蔵可能。3製品とも、RAIDコントローラー(RAID1/5)をオプションで用意。価格は、モデル270が72万円から、モデル270Rが82万円から、SR220aが80万円から。

モデル160は、CPUにPentium III-700MHz、128MBのメモリー(SDRAM)を搭載したタワー型サーバー。HDDについては、9GB(Ultra-ATA/33)と10GB(Wide Ultra2 SCSI)の2タイプを用意。また、セキュリティー機能として、筐体の前面に本体内部への不正アクセスを防止する鍵を装備する。価格は、51万5000円から。

全モデルとも、100/10BASE-TXのLANアダプターと2ポートのUSBインターフェースを装備。サポートOSは、Windows NT Server 4.0/2000 Server。また、同社は、ソフトウェア遠隔監視ツール『SiteWatcher』を利用した“apricot FT8000遠隔監視サービス”を、システムプロバイダー向けに提供するとしている。これは、サーバーに障害が発生した際に、Eメールなどでサーバー管理者に通知するというもの。障害発生時の詳細情報がEメールに添付され、サーバー管理者は障害の内容について解析/対応できるという。

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