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hp omnibook500

hp omnibook500

2001年01月11日 17時15分更新

文● 行正

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 日本ヒューレット・パッカード(株)は、ノートパソコン「omnibook」シリーズの新製品「hp omnibook500」を発表した。

hp omnibook500と拡張ベース。薄型の本体と豊富なインターフェイスを持つ拡張ベースを組み合わせて利用できる。

 omnibook500は、薄型軽量をコンセプトとしたB5ファイルサイズノートPCで、「拡張ベース」と呼ばれる着脱式のドッキングステーションにセットすると一体となるデザインを採用しているのが特徴。
 CPUにPentiumIII-700MHz、同600MHz、Celeron-500MHzを採用する3モデルがラインナップされ、PentiumIIIモデルはメインメモリを128MB、Celeronモデルは64MBを標準塔載する。メモリスロットはSODIMM×2スロットを装備(空きスロットは1)し、最大512MBまで拡張可能。ビデオチップは、PentiumIIIモデルはRAGE Mobility-M1(ビデオメモリ8MB)を、CeleronモデルはRAGE Mobility-M(同4MB)を採用、液晶はいずれのモデルも1024×768ドット表示の12.1インチTFT液晶を塔載する。
 HDDはUltraATA/33対応IDEで、PentiumIII-700MHzモデルが20GB、同600MHzモデルとCeleronモデルは10GBを塔載する。
 本体サイズは280(W)×220(D)×25(H)mm、重量は約1.6kg。バッテリはリチウムイオン充電池を採用し、最大3時間の利用が可能。本体はFDDやCD-ROMドライブを持たないが、USB×2、10BASE-T/100BASE-TX、56kbpsモデム&モジュラコネクタ、D-sub15ピンCRT出力と、多彩なインターフェイスを持つ。

拡張ベースを装着したhp omnibook500。拡張ベースと一体化するデザインにより、装着した状態ではA4ファイルサイズノートのように利用できる。

 拡張ベースはシリアル×1、パラレル×1、PS/2×2、USB×2、10BASE-T/100BASE-TX(本体のパススルー)、TV出力(S-VIDEO)などのインターフェイスを持つほか、本体下部には2つの拡張モジュールベイを備える。拡張ベース付属モデルにはベイに格納するFDDと24倍速CD-ROMドライブが付属し、FDDはUSB接続で外付けとしても利用できる。また、オプションとしてセカンドバッテリ、8倍速DVD-ROMドライブ、CD-RWドライブ、ZIPドライブ、スーパーディスクドライブなどが用意されている。なお、omnibook500本体に拡張ベースをセットした場合のサイズは300(W)×257(D)×46(H)mmとなる。

hp omnibook500本体は非常にスリムで、直線を基本としたすっきりとしたデザインを採用している。

 プリインストールOSは、PentiumIII-600/700MHzモデルにはWindows 98 SEモデルとWindows 2000 Professionalモデルがそれぞれ別モデルとして用意され、Celeron-500MHzモデルはWindows 98 SEのみとなる。PentiumIII-600MHzモデルは2月1日より受注を開始し、2月中旬より出荷を開始、Celeron-500MHzモデルとPentiumIII-700MHzモデルは3月1日より受注開始、3月中旬の出荷となる。ラインナップと価格は以下のとおり。販売代理店を通じて販売されるほか、直販サイトhp directで販売される。

ラインナップ
型番 CPU メモリ HDD 拡張ベース OS 価格
F2437W#ABJ Celeron-500MHz 64MB 10GB オプション Windows 98 SE 価格未定
F2165W#ABJ PentiumIII-600MHz 128MB 10GB 付属 Windows 98 SE 24万9000円
F2165K#ABJ PentiumIII-600MHz 128MB 10GB 付属 Wondows 2000 Professional 25万9000円
F2168W#ABJ PentiumIII-700MHz 128MB 20GB 付属 Windows 98 SE 価格未定
F2168K#ABJ PentiumIII-700MHz 128MB 20GB 付属 Windows 2000 Professional 価格未定

日本ヒューレット・パッカード(株)
問い合わせ先 hp directコールセンタ 03-5319-2822

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