このページの本文へ

NTTドコモ、iモード対応のJava実行環境の仕様を公開

2000年12月26日 17時51分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)エヌ・ティ・ティ・ドコモ(NTTドコモ)は26日、iモード対応の携帯電話に搭載予定のJava実行環境の仕様の公開を、同社のホームページで開始した。公開された情報は、仕様のほかにiモード対応JavaのFAQなどで、PDF形式の技術資料『iモード対応Javaコンテンツ開発ガイド(詳細編)1.0版』と『iモード対応Javaコンテンツ開発ガイド(APIリファレンス編)1.0版』がダウンロードできる。なお、今回の公開の件に関しては、同社から公式に報道発表されていない。

図
iモード対応Java搭載端末内のアーキテクチャー
図
iモードネットワーク全体のアーキテクチャー

iモード対応のJava実行環境は、同社の『503シリーズ』以降のiモード対応携帯電話向けに開発されたJavaプラットフォーム。米サン・マイクロシステムズ社が開発した家電製品/組み込みデバイス向けのJavaプラットフォーム『J2ME CLDC』と、iモード対応のGUI/拡張ライブラリーで構成される。Javaプログラムを通常のHTMLドキュメントと同様にHTTPでダウンロードするため、既存のiモードネットワークを変更することなく、iモード対応Javaを導入できるという。また、携帯電話内で稼動するJavaプログラムも、双方向通信のためにHTTPを利用するという。同社では、iモードにJava実行環境を実装することにより、コンテンツプロバイダーは、従来のiモードと比べ、よりダイナミックでインタラクティブなコンテンツを提供できるとしている。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン