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PRONOTE FG CF-M34

PRONOTE FG CF-M34

2000年12月22日 19時19分更新

文● 内田

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PRONOTE FG CF-M34

松下電器産業

オープンプライス
27万9800円(パナセンス ダイレクト価格)

松下電器産業が企業向けモデルとして展開しているノートおよびデスクトップPCは、これまでは一般ユーザーが店頭で購入することができなかったのだが、この12月より、一部シリーズのインターネット直販が開始される。記念すべきその第1弾マシンは、北米ではすでに警察への導入実績もある、堅牢性を特に重視したノートPCだ。

米国国防総省のお墨付きという
高い堅牢性が最大の特徴

 松下電器産業の企業向けノートPC「PRONOTE」シリーズは、これまでは企業への一括導入を中心とした販売体系だったため、一般のユーザーが販売店の店頭で購入することはできなかった。しかし、この12月より、2000年の春から松下が取り組んでいるインターネット直販サービス「パナセンス」(http://www.sense.panasonic.co.jp/)でのダイレクト販売が開始された。今回紹介する「PRONOTE FG CF-M34」は、このパナセンスで販売されることとなった企業向けの「コンシューマPCとは一味違った」ノートPCである。

 PRONOTE FGシリーズは、警察や軍への導入実績もあることとミリタリーっぽいデザイン、そして高い堅牢性を誇るノートPCシリーズで、市販こそされていなかったものの、知る人ぞ知るマシンだった。従来はA4サイズで重量3.6kgという重量級のマシンだったが、新モデルとなるCF-M34では、筐体サイズはA5サイズに変更され、重量も1.7kgへと大幅に小型化されている。マシンスペックは、CPUに低電圧版のMoblie PentiumIII-400MHzを採用し、メモリは64MB(最大192MB)、HDDは10GB、ビデオチップはSMIのSM710GX04(ビデオメモリは4MB)、8.4インチTFT液晶パネルは手袋を装着したままでも操作できるようにタッチパネルタイプとなっている(屋外での使用を考慮し、写りこみの非常に少ないAR処理が施されている)。最新のノートPCに比べるとスペック面では見劣りする点が多いが、本機の「肝」はこれらのマシンスペックでは語ることはできない面にあるのだ。

マシン天面。PRONOTE FGシリーズならではの、ミリタリー調デザインは本機でも健在だ。

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