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アキバに再登場したAthlon-1.2GHzは“L1クローズ”!! 5分で完売

2000年12月21日 23時51分更新

文● Jo_Kubota

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 アキバに再びAthlon-1.2GHzが登場! したのだが、今回も一瞬で完売となってしまった。

 今回再登場したAthlon-1.2GHzは従来と同じFSB設定クロック100MHz(DDR 200MHz)のもの。徐々にPC2100(133MHzのDDR 266MHz)DDR SDRAMに対応したマザーボードが増えてはいるが、FSB設定クロック133MHz(DDR 266MHz)に対応したAthlonは未だに登場していない。「今回の入荷から1.2GHzはFSB設定クロック133MHzに対応したものが出回るのではないか」という噂もショップの間ではあったのだが、残念ながら今回のロットは違ったようだ。

 FSB設定クロックの違いを見分けるにはコアの表面のマーキングで判別する。“Athlon”の文字の下がポイントで、末尾が“3B”なら100MHz(DDR 200MHz)、“3C”なら133MHz(DDR 266MHz)。サムネイルを拡大してもらえればわかるように写真の1.2GHzは“A1200AMS3B”となっており、100MHz(DDR 200MHz)対応なのが分かる。



L1クローズ! 133MHz×9は可能か?!

 ただし、このAthlon-1.2GHzの“L1”はすべてクローズ。これは、倍率設定が可能なマザーボードを使えば好きな倍率に変更ができることを意味する。つまり、倍率さえ落とせばFSB設定クロック133MHz(DDR 266MHz)で動作するかもしれないわけだ。次ロットのAthlon-1.2GHzでも同様であるとは言いがたいが、Athlonの購入を予定している人にとって、また楽しみがまた1つ増えたと言えよう。

 今のところ入荷が確認できたのは高速電脳のみ。TWOTOP各店やPCiN秋葉原などでも近日中に入荷予定とのことだが、取材した時点では確認が取れていない。
 価格は1GHzや1.1GHz版のAthlonと比べると割高な3万6800円。しかし、この割高な価格にも関わらず「5分で売り切れた」という同店の話によると「高いからそれほどは売れないだろう」とウェブサイトで売り出したところ、アッという間に注文メールや電話が殺到したそうだ。「今後の入荷は未定」(同店)だそうで、まだまだAthlon-1.2GHzは幻のCPUである。

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【取材協力】

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