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日立、オフィスLANでVoIP通信が行なえるIP-PBXを発売

2000年12月21日 17時40分更新

文● 編集部

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(株)日立製作所は20日、VoIP通信をオフィスLAN上で行なえるIP-PBX『IPTOWER-300』を製品化し、21日に発売すると発表した。出荷開始は2001年3月31日。IP多機能電話機200台と局線16本を含んだシステム価格は1200万円。

製品写真
『IPTOWER-300』

『IPTOWER-300』は、LANに接続されたIP多機能電話機を制御できるため、オフィス内の電話設備をLANに統合することができるシステム。主にLANに接続されたIP多機能電話機を制御するコールマネージャー部と、従来の電話設備を制御するテレフォニーハブ部を一体化したもので、IP多機能電話機同士の音声通信、従来の電話設備からIPネットワークへの音声/データ通信、IPネットワークから従来の電話設備への音声/データ通信が行なえる。同時に提供するIP多機能電話機では、漢字による通信相手の名称表示機能を搭載する。電話設備の保守・運用をはじめとするTCOの削減が行なえるとしている。回線規模は、最大IP端末数が256、最大既存電話端末数は64(これらは組み合わせ数により異なる)。回線インターフェースはアナログ回線、アナログ専用線、INS64、INS1500。呼制御プロトコルはITU-T H.323 V2。本体サイズは幅710×奥行き1450×高さ450mmで、重さは90kg。

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