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ノーテル、VPN機器販売でネットワンと1次代理店契約を締結

2000年12月21日 17時28分更新

文● 編集部

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ノーテルネットワークス(株)は21日、VPN(仮想私設網)の関連機器の販売で、ネットワンシステムズ(株)と1次代理店契約を締結したと発表した。併せて、同社のVPN製品『Contivity Extranet Switch(コンティビティエクストラネットスイッチ)ファミリ』の新製品として、小規模支店/オフィス用の『Contivity Extranet Switch 600』を発表した。価格は55万2000円で、2001年春に販売を開始する。

製品写真
『Contivity Extranet Switch 600』

ネットワンシステムズは、'98年1月からノーテルネットワークスの米国法人との間でVPN製品の販売代理店契約を結んでいる。最近、企業間の電子商取引(B2B)で専用線の代わりにVPNが浸透しており、VPN関連機器の需要増が見込まれる。このため、両社は1次代理店契約を締結し、ネットワンシステムズの販売網を通じて、企業や通信事業者向けにVPN関連機器の販売を拡大するとしている。

『Contivity Extranet Switch 600』は、小規模支店/オフィス用のVPN専用機で、最大30セッションのVPNを同時にサポート。LDAP、Radius、ワンタイムパスワード、X.509デジタル認証など、さまざまな認証方式に対応。CPUにCeleron-300MHz、64MBのメモリーを搭載し、2ポートの10/100BASE-TX、1つのPCIパススロットを装備。本体サイズは幅216×奥行き279×高さ102mm。本体重量は4.54kg。IPSecクライアントソフトの無制限配布ライセンスが付属する。同社では、リモートアクセスVPNのほか、LAN間接続VPN、エクストラネットなどの用途を見込んでいる。

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