松下電器産業(株)は19日、15.7インチSXGAを2画面搭載した液晶一体型パソコン『CF-81シリーズ』を、1月24日より順次発売すると発表した。併せて“頑丈設計”のノートパソコン『PRONOTE FG(プロノート エフジー)』として、A5サイズの『CF-M34J8S』を22日に、『CF-M34J2S』を2001年1月19日にそれぞれ発売すると発表した。
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| 『CF-81シリ－ズ』 |
『CF-81シリ－ズ』は、15.7インチSXGA液晶ディスプレーを2画面用意することで、従来のXGAに比べ3倍以上の情報量を表示可能にした液晶一体型パソコン。価格はオープンプライス。2画面を対面にセットすることも可能。また、モバイルパソコンとのファイル同期の簡易化や、ワイヤレスによるセキュリティー機能、ワイヤレスLANなどの機能を搭載した。ダブルディスプレータイプ(シングルディスプレータイプ+増設LCDキット)のWindows 98 SE/2000搭載モデル2機種、シングルディスプレータイプのWindows 98 SE/NT4.0/2000搭載モデル3機種の5機種を用意する。Windows 98 SE搭載のダブルディスプレーモデル『CF-81J8KS』の仕様は、Celeron-700MHz、440ZX AGPチップセット、64MBのSDRAMメモリー、20GBのHDD、最大24倍速のCD-ROMドライブ。15.7インチTFTカラー液晶ディスプレー(1280×1024ドット 1677万色)×2、100BASE-TX/10BASE-T対応のLANインターフェース、PCカード(Type II)スロット×2となる。電源はAC100Vで、消費電力は最大約79W。本体サイズは幅729×奥行き168×高さ333mmで、重さは9.8kg。予想販売価格は35万4800円。Windows 2000搭載モデルのダブルディスプレータイプの予想販売価格は37万9800円。Windows 98 SE搭載モデルのシングルディスプレータイプは22万9800円、Windows NT4.0/2000搭載モデルは25万4800円。
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| 『CF-M34シリーズ』 |
『CF-M34シリーズ』は、耐衝撃・耐振動・防塵・防滴性能に特化したA5ファイルサイズのコンパクトノートパソコン。『CF-M34J8S』がWindows 98 SE搭載モデルで、『CF-M34J2S』はWindows 2000モデル。価格はオープンプライス(予想販売価格は『CF-M34J8S』が27万9800円、『CF-M34J2S』は29万4800円)。本体キャビネット主要部分に、衝撃に強いマグネシウム合金を採用。インターナルバンパーや衝撃吸収材により、外部からの“曲げ”、“ひねり”の力から液晶を保護する。ほかに、HDDを特殊緩衝材で保護するなど、衝撃を吸収する改良を随所に採用した。また、液晶の周囲をパッキンでシールしたり、キーボード自体とキーボード下の一体成形キャビネットによる防塵・防滴構造を採用、各種インターフェースにも、防水パッキンカバーを採用する。AR処理のタッチパネルの搭載で視認性および操作性を向上し、反射率を通常の約1/30の0.5%に低減したという。片手で保持できるハンドストラップ、およびショルダ－ストラップを装備する。また車載に好適な1000カンデラ高輝度LCDディスプレーをオプションで用意する。モバイル Pentium III-400MHz低電圧版、440MXチップセット、64MBのSDRAMメモリー、10GBのHDD、AR処理タッチパネル採用の屋外対応の8.4インチTFTカラー液晶ディスプレー(800×600ドット 約1600万色)を搭載する。電源はリチウムイオンバッテリーで、ACアダプター(AC 100V)が付属する。消費電力は最大約41W。バッテリーの連続持続時間が約3時間～4.2時間、充電時間は最長約4時間。本体サイズは幅229×奥行き188×高さ43mmで、重さは約1.7kg。なお、同製品は企業法人ユ－ザー向けシステム商品だが、個人でも松下ネットワークマーケティング(株)の運営するショッピングサイト“Pana Sense(パナセンス)”を通じて購入できる。
