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アットホームジャパン、米Centerseatのブロードバンド向けコンテンツの配信を開始

2000年12月19日 21時08分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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高速ブロードバンドインターネットサービスプロバイダーであるアットホームジャパン(株)は19日、コンテンツプロバイダーの米Centerseat社と提携し、Centerseat社のブロードバンドインターネット向けコンテンツの配信を12月下旬より開始すると発表した。

Centerseat社が提供するコンテンツは、ストリーミングビデオとコンテンツ、ECサイト、広告、オンラインコミュニティーが一体となったもの。

Centerseat社が提供するコンテンツ例。画面中央でアーティストのコンサート映像を配信、その下は音楽CDやDVDなどの関連商品を購入できるショッピングエリアとなっている

映画や音楽、スポーツ、ファッションなどの情報を紹介する映像コンテンツを配信する。ユーザーは、ハリウッド映画の予告編やアニメ、ドキュメンタリー、スポーツ映像、およびCenterseat社が制作したアーティストのコンサート映像やスター関連映像などを楽しめる。

さらにその映像を楽しみながら関連文字情報へアクセスしたり、関連商品を購入できるショッピングエリアにアクセスしたりすることも可能。

これらのコンテンツは、ブロードバンドインターネットをはじめ、インタラクティブTVやモバイル端末などにも同様に配信できるという。

Centerseat社のコンテンツは、アットホームジャパンが運営するブロードバンドインターネット接続サービス“@NetHome(アットネットホーム)”の専用サイトより提供される。

アットホームジャパンは、英語版コンテンツの配信を12月に開始、その後Centerseat社と協力して2001年1月より日本向けのコンテンツ配信準備を進め、2001年4月に日本オリジナルコンテンツの配信をスタートするとしている。

本日都内で行なわれた発表会で、アットホームジャパンの代表取締役社長である廣瀬禎彦氏は、「ブロードバンドに特化したコンテンツを短時間で提供するため、Centerseat社と提携した。Centerseat社のコンテンツは極めて放送に近い。できるだけ米国のインターネット事情と日本のインターネット事情の時間的距離を縮めたい」と挨拶した。

アットホームジャパンの代表取締役社長である廣瀬禎彦氏

また、Centerseat社社長のLee A. Haddad(リー・ハダド)氏は、「インターネットはテキスト形式からビデオ形式に移行してきている。われわれはインタラクティブリッチメディアを用いたグローバルなソリューションプロバイダーとして、テクノロジーとサービスを提供する」と語った。

Centerseat社社長のLee A. Haddad氏

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