日本ギガ・バイト/バーテックスリンク
オープンプライス(実売価格3万5000円前後)
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DualBIOSとブルーボードを採用
CPUリテンションはプラスチックピンで固定
そのGigabyteのPentium 4マザーボードとしてリリースされた「GA-8TX」は、ブルーのPCB(Printed Circuit Board)が鮮やかな高級感あふれる一枚。GigabyteのイメージカラーであるブルーをPCBカラーに採用した「ブルーボード」は、すでに同社のトレードマークともなっているが、同社ラインナップ中の主力であることを示している。また、Pentium 4用のハイエンドとはいえ、ブルーボード、DualBIOS、4chサウンドオンボードと、構成的には、同社製のメインストリーム向けマザーボードのそれを踏襲したものとなっている。
全体的なボードレイアウトは、IntelのPentium 4マザーボードである「D850GB」に似ており、拡張スロットも、AGP Pro×1、PCI×5、CNR×1と、AGPスロットがAGP Proスロットになっている以外は同じ構成となっている。AGP Proスロットはハイエンド系AGPカードの消費電力の増大に対応したもので、AGPスロットと互換性を保ちながら電源ラインを拡張した仕様となっている。現状、対応カードとしては、3D Labsの「WildCat」シリーズなどがあるが、単体売りせずシステムにあらかじめ組み込んで提供されるようなハイエンドカードばかりであり、一般市場でAGP Proスロット対応カードを見かけることはない。今後メインストリーム向けの対応カードが登場するかは不明で、アドバンテージとしては対応しているに越したことはない、といったレベルだ。
リテンションモジュールをあらかじめプラスチックピンで固定しており、CPUクーラーの取り付けに専用PCケースは不要。 |
クリエイティブのサウンドチップ「CT5880」を実装。クリエイティブのサウンドカード製品としては、「Sound Blaster PCI128」に相当し、4ch出力、S/PDIF出力が可能となっている。 |
Windows上から手軽にBIOSをアップデートできるツール「@BIOS」。Windows上でBIOSアップデートを行うことに抵抗がある人でもDualBIOSがあれば、安心して試せるだろう。 |
Gigabyteのマザーボードではもはやお馴染みとなったDualBIOS。標準のBIOS ROMの内容が消失していると自動的にバックアップBIOSから起動する。復元ユーティリティの使い勝手も洗練されている。 |
チップセット | i850(Intel) |
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メモリソケット | RIMM×4 |
拡張スロット | AGP Pro×1、PCI×5、CNR×1(PCIと共用) |
FSB設定クロック(FSB:PCI=3:1) | 100、105、110、133MHz |
CPUコア電圧 | 自動 |
CPU I/O電圧 | 自動 |
クロックジェネレータ | 9250AF-33(ICS) |
ハードウェアモニタ | W83627HF(Winbond) |
BIOS | AMI |
ボードサイズ | 305(H)×244(W)mm |
問い合わせ先 | 株式会社バーテックスリンク http://www.vertexlink.co.jp/ 03-5259-5129 |
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