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今度はDVD-ROMにしか見えないCD-Rメディアが現わる

2000年12月15日 20時44分更新

文● 小磯

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 黒に赤に青のCD-Rメディアが登場し、もう驚かないと思っていたところに、またまた新たなCD-Rメディアが現れた。色を説明すると“金色の入った銀色”だろうか。記録面だけを見ると、DVD-ROM/VIDEO/AUDIOディスクにしか見えないCD-Rメディアを、クレバリー1号店が販売している。



“ディスクの辺にうってないで下さい”の注意書き

 パッケージには“SMART BUY”という文字がプリントされているが、これがメーカー名なのかブランド名なのか、はたまたメディアの名前なのかは不明。イメージキャラクタらしきものがパッケージに大きく印刷されている。また、パッケージ裏面の注意書きには“ディスクの辺にうってないで下さい”という意味不明の文字列が躍り、いよいよ怪しい。パッケージから判別できるのは、台湾製で、最大16倍速書き込みに対応する700MB/80分メディアであるということだけである。なお、試しに12倍速で焼いてみたところ、まったく問題なく焼けた。データも普通に読み出せている。



謎のキャラクタ。この絵から“SMART BUY”を連想するのは難しい

 メディアのラベル面にもSMART BUYの文字と謎のキャラクタが印刷されており、プリンタブルではない。このため、CDラベルプリンタでラベルを作り、どこからどう見てもDVDなCDを…という夢は見れないが、どう使うかを思案できる“遊べる”CD-Rメディアであるのは間違いないといえよう。ちなみにクレバリー1号店では、同時にSMART BUYシリーズの黒、赤、青、そしてオレンジのメディアも展示販売しているので、珍しいオレンジのメディアも含め、実際に見てみるのをおすすめする。価格はスリムケース入り10枚セットで各色680円。



これがオレンジメディア。今となってはインパクトが薄いかも
遠目に見ると光の加減では銀色に見えるので、今でも十分CD-ROMっぽくはある

 それにしても、黒色から始まった珍色メディアは、行き着くところまで行きそうだ。もうこうなると次は“どこからどう見てもCD-ROM/音楽CDなCD-Rメディア”しかない?!

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