購入していくのは、これまでThunderbirdコアのAthlonやDuronを使っていて今回1GHz超えを目指す人や、新たに「A7V」や「K7T Pro 2-A」などのマザーボードとセットで求める人などさまざま。TWOTOP 1号店では「1GHzが2万円台前半の値段をつけたことで、Socket7ユーザーがついに重い腰を上げて乗り換え始めた」と言っており、価格改定で新たな需要が生まれたのは間違いない。同店では、価格改訂を行った13日夜から14日の午後にかけてだけで1GHz版が30個売れるなど、文字どおり“雷鳥”が飛ぶように売れて行っているという。
なお、先週の段階で先行して価格改定を行ったショップや、価格改訂後の次回入荷から店頭売価を下げるとしているショップもあり、足並みはバラバラ。現在店頭在庫がないところも含めて多くのショップが週末に入荷を予定しているだけに、価格変更の波は週末にかけて第2波、第3波と起こりそうだ。
ちなみに、この価格改定により、Athlon-1GHzとPentium III-1GHzの価格差はおおよそ3万円。いよいよ、Intelは苦しくなってきた。