「G4 Cube」によく似た外観の製品が登場し、秋葉館Winで展示が始まっている。製品名である「Komodo Server」の名前と、トカゲ(コモド大トカゲ?)のイラストが目立つ以外、G4 Cubeと見事なまでにそっくりの外観だ。ただし、大きさは本体部分だけで約30×30×30cmと、一辺20cm弱のG4 Cubeに比べてかなり巨大な印象。Komodo Serverというのは、3mを超えるというコモド大トカゲに引っかけたネーミングなのかもしれない。
試しに入荷してみたという秋葉館Winによると、このKomodo Serverは名前のとおりLinuxベースのPCサーバ製品であるようだ。同店が入手した資料によれば、
CPU | Celeron-600MHz |
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メモリ | 128MB |
HDD | 15GB(IDE) |
マザーボード | ASUSTeK製i810(MicroATX) |
というスペックであるとのこと。本体底面にあるバックパネル部分から推測するに、マザーボードは「CUW-RM」である可能性が高い。また、PCIバスに見えるジャックを見ると、スイッチングハブやモデムを内蔵している模様で、特に何かを買い足す必要なく本製品単体でサーバになりそう。それにしても、底面を見る限り、見事なまでにPC。ATXのパネル配列がMacintoshではないと主張している。
各種ジャック。フレーム部分が若干ゆがんでいた。輸送時のショックか? |
「動作デモを行うかどうかは未定」(同店)だそうだが、動いていなくても十分にインパクトはある。週末にアキバを訪れるなら、ぜひ見ておきたい製品と言えるだろう。
屋根(?)には各種LEDが。ネットワークのエラーも通知してくれる模様 |