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花子11

ドローを主体とした作図向け総合グラフィックソフト

2000年12月14日 16時17分更新

文● 遠藤

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ジャストシステムの「花子」は、ベクトルデータやベジェ曲線の描画などドロー機能を基本に、ペイント機能&フォトレタッチ機能も併せ持った統合グラフィックソフトだ。その花子が10から11へとバージョンアップし、2001年2月9日に日本語ワープロソフト「一太郎11」と同時発売する。ここでは、新機能について紹介していく。なお、評価にはβ版を使用しているため、画面デザインや仕様などは変更される可能性がある。

使い勝手と効率性を向上

図形や部品(オブジェクト)を自由に置ける「クリップウィンドウ」をウィンドウ右端に表示し、効率的に部品を使い回せるようになった。

 今回のバージョンアップでは、使いやすさを第一に考えた新機能が搭載されている。その1つが花子で作成した図形や文字枠、読み込んだデータなどのイメージデータをドラッグ&ドロップで自由に出し入れできる「クリップウィンドウ」の採用だ。

 頻繁に使うものをここに登録しておけば、ファイルの読み込みや、花子のクリップアートを参照する「部品パレット」からの参照といった手間がかからず、さっと取り出せる。溜まった図形は整理できるほか、クリップウィンドウ自体を部品パレットで参照できる部品ファイル(拡張子.pa3)として保存し、部品パレットから利用できるなど応用面もよく考慮されている。



ウィンドウ左端の描画パレットで選んだボタンに対応して表示が切り替わるツールボックス。選んだ機能に必要なアイコンが並ぶ仕組み。

 また、ツールボックス(花子でのツールバーの呼称)を2段にして、2段目に現在使用している描画パレットのコマンドに対応したアイコンをリアルタイムに切り替えて表示する「オートピックアップ」機能を搭載した。たとえば、描画パレットで「長方形」を選ぶと「面取り変更」「交点で塗りつぶす」アイコンなどが並び、「文字入力」を選ぶと「書体」「組み方変更」アイコンが並ぶという具合だ。



選択した図形の状態に適したコマンドが、ピンクの三角マークに近づけるとポップアップ表示される。電球マークはTipsで、多数のTipsからその状態に適切なTipsを選んで表示する。

 さらに、一太郎10に搭載された「ポップアップコマンド」を花子にも採用。選択している図形やその状態によって最適なコマンドをポップアップ表示するというもの。これら3つの新機能を組み合わせれば、少ない手数で効率よく作図ができるというわけだ。

 そのほか目玉機能のひとつとして、一太郎11と花子11ユーザーを対象に、同社が管理するインターネットのサーバ上に50MBまでのディスクスペースを無料提供する「インターネットディスク」があるが、この機能については12月20日頃に掲載予定の一太郎11レビューで詳しく紹介するので、そちらを参照してほしい。



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