日本電気(株)は12日、科学技術計算用のUNIXサーバー『TX7シリーズ』のローエンドモデルにおいて、CPUにRISCプロセッサーPA-8600-550MHzを採用した『TX7/L3000』を製品化し、同日付で発売したと発表した。出荷開始は2001年2月初旬。価格は768万円より。併せて、現行機『TX7/L1000』、『TX7/L2000』においても、CPUをPA-8600-540MHzに強化したモデルをラインアップに追加し、同日付で発売した。価格はL2000が599万円より、L1000は490万円より。
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| 『TX7/L3000』 |
『TX7/L3000』は、ハイパフォーマンスコンピューティング分野や、エンジニアリング分野向けのローエンドのスカラー型サーバー。現行機の『TX7/L2000』に比べて演算性能を25パーセント(ピーク性能比)向上させたとともに、システムバス性能を3.3倍に向上することでメモリー転送性能を約3.3倍向上したという。ホットプラグ可能なPCIスロットをサポートする。最大搭載CPU数は4、最大主記憶容量は16GB、最大内蔵ディスク容量は292GB。対応OSはHP-UX11.0以降となる。最小構成の場合筐体はデスクサイド型となる。サイズは、幅482×奥行き774×高さ368mmで、重さは68kg。電源はAC100～240V。
