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日本IBM、音声日記ソフト『VoiceEnnea』を出荷

2000年12月12日 16時13分更新

文● 編集部

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日本IBM(株)は11日、『ViaVoice』の音声認識技術を利用し、CG作家の原田大三郎氏、フォトグラファーの桐島ローランド氏、イラストレーターのオクムラユウコ氏の協力を得て開発した“音声日記”ソフトウェア『VoiceEnnea』(ボイスエニア)の出荷を開始したと発表した。価格は3800円。

パッケージ写真『VoiceEnnea』のパッケージ

同製品は“ボイス・ファースト・デザイン”思想に基づいて開発され、原田氏のCGや桐島ローランド氏の写真など150種の画像を背景に、その日の出来事や気分、体調、天気などを音声で入力する日記として利用できる。背景画像は、日替りや月替り、季節単位など自由に変更できる。同社製のフォトレタッチソフトウェア『デジカメの達人2000』を同梱しており、デジタルカメラで撮影した画像を日記に貼り付けることもできる。

メイン画面

日記入力は画面に話しかけることで行なえるが、キーボードによる入力もできる。“天気”“気分”“体調”“睡眠時間”など基礎データ入力は、対話形式で行える。基礎データには自分だけの項目も追加でき、入力した日記や基礎データをすべて検索できる。誕生日などの記念日も設定できるため、当日に声の“おめでとう”メッセージを再生させることもできる。

このソフトは、本年6月に発売した『ViaVoice Pro USB ミレニアム』のボーナスパックに付属していたアルファ版の機能を強化して製品化したもの。ただし、11月に販売を開始した最新版のViaVoice 8には同梱されていない。また、『ViaVoice』とマイクは含まれていないため、利用時には別途用意する必要がある。

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