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出た~ッ! AOpen、今度はピンク色の限定マザー。ニックネームは“Sweet Kiss”!!

2000年12月08日 18時06分更新

文● 小磯

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 「おもしろい」「世も末だね…」「いちご味のチョコレートみたいな色」「1社くらいは変なマザー作るとこがないとつまらないし、いいんじゃない」など、ショップにおける評価はさまざま。その強烈なカラーで、DDR SDRAMと対応マザーボード一色になるところだったアキバ中の話題を文字どおり塗り替えるマザーボードが登場した。愛称は“Sweet Kiss”。パッケージも基板も見事にピンクで、ひときわ目を引く存在となっている。



 Sweet Kissの型番は「AX3S Pro」。従来から販売されているAX3S Proの2000枚限定生産バージョンだ。スペック的には従来のAX3S Proとまったく同じで、i815Eチップセットを搭載したマザーボード。1.3~3.5Vのコア電圧機能と、同社独自の二重BIOSシステム“ダイハードBIOS”を搭載するのが大きな特徴と言える。FSB設定クロックを66~166MHzの範囲で22段階から設定できるのもオーバークロッカーにはうれしい仕様だ。従来製品との違いは同梱品の差で、Sweet Kissのロゴが入ったエンブレムシールと、ダイハードBIOSに使用するBIOSを外部から変更できるスイッチ「External Controller for DIE-HARD BIOS」を同梱する点が、従来のAX3S Proと異なる。もっとも、基板からヒートシンクに至るまでピンクというだけで、大きすぎるほど大きな違いなのだが。



ユーザーの声で生まれた、ピンク色の限定商品

エンブレムシール。できればここにもSweet Kissの文字がほしかった

 そもそもこのピンク色マザーボードは、10月の“WORLD PC EXPO 2000”で日本エイサーブースに展示されていたもの。評判が良ければ製品化すると話していた同社だが、本当に出てきたところを見ると評判はどうやら上々だったようだ。なお、会場で展示されていたのは「AX3S」と「MX3S」の両i815E対応マザーボードだったが、今回店頭に並んでいるのは前述の通り「AX3S Pro」。これについて同社では、コア電圧変更機能やDIE-HARD BIOSによりアキバで人気のあるAX3S Proが最終的に採用になったとしている。



12月8日現在の価格情報

OVERTOP \16,800
高速電脳 \16,800
コムサテライト3号店 \16,800
クレバリー1号店 \18,800
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