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ピナクルシステムズ、PCがTV用ビデオに変わる周辺機器を発売

2000年12月05日 17時28分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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米ピナクルシステムズ社は5日、都内でUSB対応のパーソナルビデオレコーダー『Bungee(バンジー)』(コードネーム)を日本市場に投入することを発表、同製品を世界に先駆けて公開した。

パーソナルビデオレコーダー『Bungee』(コードネーム)と付属のリモコン

Bungeeは、PCを一般家庭用TV用のパーソナルビデオレコーダーとして利用できる周辺機器。USBとビデオ入出力ポートを装備しており、PCとTVに接続して利用する。MEPG-2フォーマットでエンコード/デコードが可能で、録画したMPEG-2データはPC内のHDDに保存される。

録画したTV番組は、PCディスプレーとTVどちらでも再生可能。専用リモコンも付属する。録画フォーマットは、MEPG-1、MPEG-2。インターフェースは、USB、TV出力、ビデオ入出力、オーディオ入出力。

付属の専用ビューアー『Bungee TV Vision』は、ライブで観ているTV番組を一時停止する機能や、コマーシャルを表示しないようにするCMスキップ機能、録画する番組のスケジュール機能を搭載する。対応OSはWindows 98/Me/2000。

米ピナクルシステムズ社のプロダクトディレクターであるWilliam Chien(ウィリアム・チェン)氏は「Bungeeにより、手持ちのPCがTV用のパーソナルビデオレコーダーに変身する。既存のUSB対応ビデオ録画システムは、録画した番組はPC画面でしか観られない。Bungeeは、TV画面で録画番組を観られる世界初のパーソナルビデオレコーダーだ。日本で初公開したのは、われわれが日本市場を重要視している証しだ」としている。

Bungeeは、2001年3月初旬に正式出荷される見通しで、価格は350ドル(約3万9000円)程度になる見込み。

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