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行き着くところまで行ったか!? 今度はクロックジェネレータ用のヒートシンクが登場

2000年12月02日 16時32分更新

文● 小磯

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 師走を迎え、季節はすっかり冬。さしものパワーユーザーたちも、ゆっくりとPCに向き合える冬になったことで冷却パーツブームもひと息つくかと思われた。しかし、燃える街アキバに季節は関係なかったようだ。今度は、クロックジェネレータ用のヒートシンクがショップに登場。あわせて、メモリチップひとつひとつに貼るヒートシンクも現れている。



果たして効果は? マニアは喜びそう

 PCで使われるクロックジェネレータとは、簡単に言ってしまえばFSBなどのクロック周波数を発生するチップ。そんなクロック周波数発生チップを冷やしたところで、果たしてパフォーマンスが上がるのだろうか…。ただ、貼れば「徹底して冷却を考えている」と周囲にアピールできるのは確実。一時期、AHA-2940UWなどの水晶発振子を取り換え、高クロックに対応させようとするのがマニアの間で流行していたが、そういった嗜好を持つ人にはお宝グッズとなるかもしれない。



こちらも見ばえ良さそうなメモリチップ用ヒートシンク

 メモリ用のヒートシンクは、これまでもメモリ全体を覆うようなものなどが市場には存在していた。しかし、チップひとつひとつに貼りつけるタイプが登場したのははじめて。市販されている小型のヒートシンクを買ってきてメモリに貼りつけたほうが面積からすると効果的だろうが、大きくなればそれだけ重くなり、チップ面を下に向けて取り付ける必要のあるAGPやPCI用ビデオカードでは動作中にはがれ落ちてしまう可能性もある。
 それに対し、本製品はアルミ製のため軽く、そしてなにより見ばえがする。4個1セットのため、まとめ買いをする人も多いだろう。隠れたヒット商品になりそうだ。

 ともに扱っているのは、冷却グッズの入荷の早さで知られるCUSTOM。価格はクロックジェネレータ用(型番「HC-01」)が2個入りで680円。メモリチップ用(型番「HM-01」)が880円。

【取材協力】

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