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NTT-ME、有名人のインターネットチャリティーオークションを開始

2000年11月30日 23時06分更新

文● 編集部 桑本美鈴

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(株)エヌ・ティ・ティ エムイー(以下、NTT-ME)は30日、(株)エムユーケーおよび(株)アビリティーキャスト・エンターテイメントと提携し、家庭用TVに対応したインターネットコンテンツの制作/提供を行なうと発表した。

“わくわく有名人オークション”の画面。12月1日0時よりオープンする

スポーツ選手らの思い出の品を出品

NTT-MEは、今後家庭用TVを通じたインターネット利用が全家庭に普及を予想し、これまでのパソコンを前提としたホームページ制作から脱却、同社が提唱するTV対応インターネットコンテンツをはじめとする“Tモード”の普及に向け、エムユーケーおよびアビリティーキャスト・エンターテイメントと協力して視聴者参加型のインターネット番組を企画/制作するという。エムユーケーはデジタルコンテンツ企画/制作会社、アビリティーキャスト・エンターテイメントは多くのTV番組を手がけた放送作家とクリエイターの集団からなるデジタルコンテンツサプライヤー。

NTT-MEは、視聴者参加型エンターテインメント番組の第1弾として、同社のTV対応インターネット端末『わくわくステーション』ユーザー向けのホームページ“わくわくチャンネル”上で、掛布雅之氏や江川卓氏など有名人によるチャリティーオークション“わくわく有名人オークション”を12月1日0時に開始する。

わくわく有名人オークションは、スポーツ選手など有名人が、身につけていた思い出の一品などを出品する。わくわくステーションをはじめ、インターネットに接続できる環境があれば誰でもオークションに参加/入札可能。売上金の一部は出品者が指定する団体や学校などに寄付される。出品内容は週ごとに変更され、第1回の出品者は掛布氏と宮本和知氏。

掛布雅之氏や宮本和知氏らが登場

発表会には、掛布氏と宮本氏が登場。それぞれの品について説明した。

発表会に登場した元阪神タイガースの掛布雅之氏と、元読売ジャイアンツの宮本和知氏

掛布氏は、縦縞のユニフォーム、オークランドのジャンパー、バット、ボーリングの球を出品。「ユニフォームは先日のOB戦で着たもので、20世紀最後に着たユニフォーム。オークランドのジャンパーも実際に着ていたもの。バットは僕用に作ってもらったもので、僕しか持っていないと思う。ボーリングの球はあるTV番組で対戦したときに使った」

宮本氏はユニフォームと帽子、セーターを出品。「このユニフォームはジャイアンツの選手が試合前に練習するときに着る通称“汗出し”。帽子は僕が引退したときにかぶっていたもの。僕にとっては思い出の一品なので、僕もオークションに参加して買おうかなあと(笑)。セーターは先日巨人阪神ゴルフというのがあって、そのときに着ていたもの。袖の部分にジャイアンツロゴが入ってる」

それぞれのインターネット経験について、掛布氏は「8月にホームページをオープンして一般の人から質問を受け付けてそれに返答している。最近は阪神に対する提言が多いが(笑)、ファンと言葉のキャッチボールができるのが楽しい」、宮本氏は「インターネットを利用して相手チームのデータを調べたりしたのはジャイアンツでは僕が初めてなんだ。試合には活かせなかったけど(笑)」とそれぞれ語った。

右側が掛布氏が出品した品々。左から2番目のユニフォームが宮本氏の出品したもの。左端は、バレーボール選手だった川合俊一氏の現役時代の富士写真フイルムのユニフォーム。いずれもファンにはたまらないレア物

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