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ネットワーク上に接客/商談スペースを作成 ロータス QuickPlace R2.0

2000年11月30日 16時23分更新

文● 吉川大郎

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11月30日、ロータス(株)は、ネットワーク上に簡単にコラボレーションのスペースを作ることができるソフトウェア「ロータス QuickPlace R2.0」を発表した。発売は2001年1月26日。

ディスカッション画面
ロータス QuickPlace R2.0のディスカッション画面

この製品は、インターネット上に

  • ディスカッション
  • 文書ライブラリ
  • 共有スケジュール
  • タスク管理

などの機能を持った会議室的な作業スペース(同社では「コラボレーション・スペース」と呼ぶ)を作成し、社内外のメンバーで情報共有ができるようにするもの。

タスク画面
タスク画面。週単位や日単位、進行中かどうか、といったステータスでソートが可能。

現在の企業では、顧客情報や製品情報などは、一通りオンライン化されている。ところが、いったん社外に商談に出る場合は、これらを紙にプリントアウトして持っていかなければならない。また、商談の前のネゴシエーションや質問も必要となってくる。オンラインのトランザクションだけでは処理できないコミュニケーションが、ビジネスの場には存在するわけだ。こうした部分をオンライン化し、気軽に(カジュアルに)社内外のプロジェクトスタッフが情報を共有できるようにしたのがロータスQuickPlace R2.0だといえる。

安田氏写真
ロータス(株)代表取締役社長 安田誠氏
「売る側は顧客管理として、買う側はカタログとして利用できる“レイヤー”を作って、その中でコミュニケーションができるといいなという思いがあった」「打ち合わせスペースや商談スペースをネットワーク上に作るのがこのソフトウェアである。ネゴシエーションや質問の場所を簡単に提供可能だ」(ロータス(株)代表取締役社長 安田誠氏)。

コラボレーション・スペースはいくつでも設定可能で、参加メンバーの名前とメールアドレスを入力するだけで新しいコラボレーション・スペースを簡単に設置/運用することが可能だという。発表会ではデモンストレーションが行なわれたが、モバイルからそれこそ30秒程度でコラボレーション・スペースが作成された。



コラボレーション・スペース作成画面
コラボレーション・スペースの名称や、参加者のメールアドレスを入力するだけで、簡単に設置することが可能

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