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ソフトバンク・イーコマースと森ビルが舵取り

オープンな建築の電子取り引き市場開設へ

2000年11月27日 21時17分更新

文● ASCII24 Business Center 高島茂男

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ソフトバンク・イーコマース(株)と森ビル(株)は27日、インターネットで建築プロジェクトの受発注を行なう電子取り引き市場「CMnet」(シーエムネット)を開設すると発表した。

CMnetは、建設業や不動産業の企業が参加できるオープンな市場で、コストや施行会社決定のプロセスが透明なマーケットを目指すという。来年1月~6月を実験期間とし、その後本格稼動とする。森ビルでは実際にCMnetで建築プロジェクトの発注を予定している。

まず両社は市場の開設に向けて、運用実験や検証、実用に向けた環境整備のために、学識経験者が運営するインターカレッジ「アカデミーヒルズ」(会長:伊藤繁慶應義塾大学教授)に、協議会「CMnet運用協議会」を委託する。

そのCMnet運用協議会には、東京電力(株)や東京ガス(株)、東急不動産(株)、鹿島建設(株)、清水建設(株)、(株)東芝、松下電工(株)、住友商事(株)など100社程度が参加する予定という。

また、CMnetの開発を行なうための準備会社として「シーエムネット株式会社」を年内に設立する。開発には、10月にB2B市場における事業展開でソフトバンクグループが合意した日本アリバ(株)の企業間電子商取引ソフトウェアを利用する。

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