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太陽誘電のCD-Rメディアに新顔が!!

2000年11月24日 11時16分更新

文● 小磯

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 1日に発表された太陽誘電(株)のCD-Rメディアに、新製品が登場した。10枚ひとセットで、型番は「CDR-80SPY10MS」。型番でピンときた読者もいるだろうが、メディアそのものはこれまでも販売されていたプリンタブルシルバーの700MBメディア「CDR-80SPY」と同じだ。特徴は、CD-Rメディアの外箱にある。



底面のボタン(写真中央)を押すと、CD-Rメディアが押し出される

 “マジックカートン”と名づけられた10枚組CD-Rメディアの外箱は、一見、厚さ5mmのスリムケース10枚組セットの外箱と大差ない。だが、パッケージ底面にあるボタンを押すと、10枚のCD-Rメディアが、端から中央にかけて山のような形で迫り出してくる。付属のタイトルラベルシールをケースの端に貼っておけば、指1本でメディアの内容を確認できるという仕組みだ。



押し出されたところ

 これまで、CD-Rのメディアは、スピンドルは言うに及ばず、プラスチックケースにせよ、ビニールケースにせよ、1枚1枚に何が記録されているのかを確認するには、いちいちメディアを取り出してみなければならなかった。これが、指1本でできるというのだから、部屋一面にCD-Rメディアが転がっていて、何がなんだかわからなくなっているという読者には、外箱をCD-Rメディアのファイルとして使えるマジックカートンは、おすすめできる商品と言えるだろう。ただ、指一本で山型に固定するにはちょっとしたコツが必要。そのため、裏面にはイラスト入りの丁寧なマニュアルが印刷されている。

 販売を行っているのはツクモ11号店。価格は1180円だ。太陽誘電の総代理店である(株)スタート・ラボによると、“That's”のロゴが入ったCD-R80TYメディアを採用する『CDR-80TY10MS』、同じくロゴ入りのCDR-80STYを採用し、厚さ3.8mm厚のトレーを使ってさらに薄くした、『CDR-80STYMT』も、近日中に登場予定だという。



【取材協力】

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