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日本IBM、印刷エンジン2基搭載の大型プリンターを発表

2000年11月20日 16時16分更新

文● 編集部

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日本アイ・ビー・エム(株)は17日、大型プリンター『Infoprint 4000シリーズ』の新製品として、『Infoprint 4000 ID5/ID6 印刷システム』を発表した。価格は1億5267万6000円で、11月30日に出荷を開始する。

製品写真
『Infoprint 4000 ID5/ID6 印刷システム』

同製品は、Infoprint 4000シリーズのハイエンドモデルで、一般の帳票類、請求書、ダイレクトメールなどの出力用の印刷装置。解像度を従来機の240dpiから480/600dpiに向上させ、安定した印刷品質を確保する“印刷品質改善機構”や、大型のタッチスクリーンパネルを採用した。2基の印刷エンジンを直列に連結して稼動する“両面印刷(デュプレックス)モード”と、並列に独立して稼動させる“片面印刷(デュアル・シンプレックス)モード”に対応。片面印刷モードでは、8.5インチ長用紙を使用時で、各印刷エンジンが毎分最大324ページを印刷できるという。

2つ折りや3つ折りの両面圧着葉書にも対応。同社の委託を受け、紀州製紙(株)が開発した『InfoNメール』を利用すれば、両面圧着葉書の印刷で発生する“葉書開封時の逆転移”や、“用紙走行部分の汚れ発生”などの問題を防止できるという。なお、同社は、用紙の調達から印刷関連機器の販売までを行なう提案事業を強化する。強化策の一環として、プリンターに連動する印刷関連機器に米RSI社やデュプロ(株)の製品を採用し、印刷システムの一部に組み込んで販売・保守していくとしている。

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