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LaVie S LS55H/54DV

LaVie S LS55H/54DV

2000年11月20日 11時10分更新

文● 岡本

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LaVie S LS55H/54DV

NEC

オープンプライス

 扇形の外観に加え、DVD-ROMドライブ&3ウェイ6スピーカのAV機能が特徴的なLaVie Sシリーズだが、今やホームユーザー向けノートPCとして、ショップ店頭でもすっかり定着した感がある。今回のモデルチェンジでは、全機種にTV機能が装備されたので、そのTV機能をはじめとするAV関連を中心に見てみよう。

ノートPC1台でホームシアター

 まず、AV機能の核となるサウンドだが、これまでどおり液晶とキーボードの両サイドに扇型のように開いた部分があり、ここに計6個のスピーカが装備され、3ウェイステレオとなっている。このスピーカを用い、内蔵のDVD-ROMドライブでDVD-Videoを再生すると、かなりの奥行きがある音響を楽しむことができる。従来機ではマシンに近づかないと、十分に臨場感が感じられなかったが、本機からは低音域の強化などにより、かなり引いた位置でも音響効果を発揮できるよう改善されている。また、光と同軸のS/PDIF出力を持ち、プリインストールソフトの「Jet-Audio Player」でDVD-Videoを再生する際、AC-3ストリームをここから出力でき、オプションの5.1chスピーカでさらに本格的なサウンドを再生したり、マシン背面に用意されたTV出力端子を用いて、自宅の大画面テレビに映像を出力するなど、さまざまな方法でオーディオ&ビジュアルを楽しめる。

前面手前にあるスロットインタイプのDVD-ROMドライブ。最上位機種ではCD-RW機能も持つ。ただ、少々CDの風切り音がうるさいのが気になるところ。
液晶横には高音域と中音域、キーボード横に重低音域を再生する計6つのスピーカを装備。Web直販専用のLaVie Gでは、この部分がワインレッド色になったバージョンも購入可能。

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