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VALUESTAR VT800J/5FD

VALUESTAR VT800J/5FD

2000年11月20日 11時02分更新

文● 内田

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VALUESTAR VT800J/5FD

NEC

オープンプライス

NECのスリムデスクトップに液晶モニタがセットになった「VALUESTAR T」は、テレビチューナカードを搭載し、タイムシフト再生やテレビ番組のHDD録画機能を搭載した、VALUESTARシリーズの中で最もAV色の強いマシンだ。この冬のモデル「VT800J/5FD」では、マシンの基本スペックの向上に加え、Tシリーズの肝である、テレビ機能や液晶ディスプレイのさらなる強化が図られている。

インターネット、iモードからも予約可能
パワーアップされたテレビ機能

 VT800J/5FDは、CPUが前モデル「VT667J/3FD3」のPentiumIII-667MHzから800EBMHzに、HDDが30GBから60GBへとそれぞれスペックアップが進んでいる。HDDが倍増されたことにより、テレビ録画は標準画質モード(MPEG2/320×480ドット/ビットレート6.2Mbps)で最長18.5時間に延長された。また、前モデルでは空きがなかったPCIスロットは、本モデルでは1スロットが未使用となっており、USBやPCカード以外での拡張も可能だ。なお、メモリは128MB、チップセットとビデオはi810E(FSB133MHz、メモリバスは100MHz、ビデオメモリはメインメモリを8MB~10MB使用)、4倍速書き込み/書き換えCD-RW+DVD-ROMコンボドライブを搭載と、このあたりは前モデル同様のスペックとなっている。

 付属の液晶ディスプレイは、サイズこそ前モデルと同じ15インチだが、新たに動画ウィンドウ(テレビやDVD再生画面)のみを通常よりも高い輝度で表示するモードを備えている。これにより、本機の得意とする映像関連の機能をより高画質で表示することができる、というわけである。また、前モデルではサウンド出力用にステレオスピーカが付属していたが、本モデルでは液晶パネルにもスピーカが内蔵されている(製品パッケージには外付けスピーカも付属)。本体と液晶パネルを接続するデジタルケーブル1本で、映像、電源のほか、音声も送られるため、ケーブルがすっきりまとまるのがうれしいところだ。

キーボードおよびマウスは電波式のワイヤレス。キーボードは、標準的キーサイズながら横幅を狭めることでコンパクトなサイズになっている。
本体前面および背面。USBポートは背面に1ポート(付属モニタに2ポート装備)、IEEE1394ポートは背面に6ピンが、前面に4ピンがそれぞれ1ポートずつ装備されている。PCカードスロットは前面に配置。

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