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ドーン、XMLに対応する次期GISの開発計画を発表

2000年11月15日 22時47分更新

文● 編集部

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(株)ドーンは14日、GIS(Geographical Information System:地理情報システム)の構築エンジン『GeoBase』をXML対応にする開発計画を発表した。発売は2001年前半。価格は『GeoBase SDK』(開発キット)が300万円、『GeoBase ランタイム版』が1CPUごとに19万円。『GeoBase Webライセンス』については個別見積もりとなる。

空間データの標準化ではデータ記述にXMLの採用が進んでおり、今後XMLデータが中心になると考えられている。これをうけて同社は、XMLデータに対応した次期バージョンの構築エンジンを開発する。次世代のGIS構築エンジンとなる『GeoBase6』には、XMLデータとGeoBaseデータ間の双方向変換プログラムを組み込める機構を提供する。また、XMLで記述された複数の地理データサーバーへ同時にアクセスできるようにするほか、分散処理アーキテクチャーを採用する。これにより空間データの検索などがクライアント側で行なえ、地理データサーバーの負荷も最低限に抑えられるという。

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