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マイクロテック、IEEE1394/USB対応のフラットベッドスキャナーを発売

2000年11月13日 22時53分更新

文● 編集部

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日本マイクロテック(株)は13日、IEEE 1394(FireWire)とUSBのデュアルインターフェースを採用し、ポジフィルムなどの透過原稿をガラスを通さずにスキャンできる“デュアルプレートシステム”を搭載したフラットベッドスキャナー『ScanMaker 8700』の販売を11月下旬に開始すると発表した。価格は14万8000円。

『ScanMaker 8700』

光学解像度が1200dpiのリニアアレイCCDを搭載し、最大解像度は9600×9600dpi。入出力は、RGB各色14bitで計42bit。最大スキャン領域は、反射が215.9×355.6mm、透過が203.2×254mm。スキャン速度は1200dpiのとき1ラインあたり8ミリ秒。透過原稿と反射原稿用に、内部のミラーの角度を変更することで2系統の光学経路を用意する“デュアルプレートシステム”を採用。透過原稿のスキャン時にフラットベッドのガラス面を使わないため、ガラスとフィルムの接触面で生じるニュートンリングなどが発生しないほか、キズやゴミも付かないという。フィルムのサイズ別に5種類のフィルムホルダーが付属する。

パソコンとのインターフェースは、IEEE1394(6ピン)とUSB(Bタイプ)で、両方の接続ケーブルが同梱される。対応OSは、Windows 98SE/2000/Me(IEEE1394)、Windows 98/2000/Me(USB)、Mac OS 9以降(IEEE1394)、Mac OS 8.6以降(USB)。フォトレタッチソフト『Adobe Photoshop5.0LE』、JPEG圧縮エンジンに対応したスキャニングドライバー『ScanWizard 5』、画像データベースソフト『Cumulus Desktop 4.0機能限定版』が付属する。

本体サイズは、幅386×奥行き565×高さ161mmで、重量は11.6kg。電源はAC100~240Vで、消費電力は46W。

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