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レッドハット、『Vine Linux 2.1 CR』の国内出荷を発表

2000年11月10日 16時40分更新

文● 編集部

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レッドハット(株)は9日、オープンソースOSの最新版『Vine Linux 2.1 CR』の国内出荷を17日に開始すると発表した。開発はProject Vine。価格は1万2800円。

Project Vine:使いやすい日本語対応OSをリリースするために、PJE(Project JE)メンバーの有志により組織されたプロジェクト。PJEはRedHat Linux やslackwareのためのadd-on型日本語パッケー ジの開発を行なっていたプロジェクト(現在は活動は休眠中)。
『Vine Linux 2.1 CR』

今回のバージョンアップでは、対応アーキテクチャーをこれまでのインテルアーキテクチャーに加え、PPC(Macintosh)アーキテクチャー、SPARCアーキテクチャー、Alphaアーキテクチャーに対応した。また、付属アプリケーションの増強を図り、『Wnn6 for Intel』、『DynaFonts for all architecture』、『翻訳魂 for Intel』、『Hancom Word R5 Japanese for Intel』をバンドルした。対応機種はIBM PC/AT互換機、Power Macintoshのほか、SPARC/UltraSPARC、Alpha。

なお、今回のバージョンアップから、市場のニーズに基づき、サポート体制、販売戦略の見直しを図り、レッドハットが販売元として製品サービスを提供する。企業サポートをはじめとするサポートもレッドハットが行なう。開発体制に関してはこれまで通りProject Vine、VineSeed、ユーザーが中心となって行なっていくという。

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