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JVC、7インチTFT液晶ディスプレー搭載のハンドヘルドパソコンを発表

2000年11月02日 20時38分更新

文● 編集部

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日本ビクター(株)(JVC)は1日、ハンドヘルドパソコン『InterLink』の新製品として、7インチTFT液晶ディスプレーを搭載した『MP-C303』を発表した。ボディーカラーの違いで2機種あり、MP-C303-Aがアクアブルー、同-Dがサニーオレンジ。価格はどちらもオープン(予想価格は13万円前後)で、同-A1を12月12日に、同-Dは12月15日に出荷を開始する。

『MP-C303-A』(左が-Dで右が-A)

同製品は、OSにWindows Powered Handheld PC 2000を採用したハンドヘルドパソコン。CPUにMIPS RISC、32MBのメモリー(SDRAM)、7インチ低温ポリシリコン透過型TFT液晶ディスプレー(解像度1024×600ドット26万色表示)を搭載し、56kbpsのFAXモデム(V.90対応)を内蔵。カードスロットとして、Type IIのPCカードスロットを1つ、Type IIのコンパクトフラッシュスロットを1つ装備する。データ通信のための携帯電話/PHS用のインターフェースを持ち、PIAFS(PHS)で32/64kbps、PDC(携帯電話)で9.6kbps、PacketOne(携帯電話)で64kbpsの通信が可能。

また、同社のデジタルビデオカメラ『GR-DV2000』やデジタルカメラ『GC-X3』をUSB接続でき、カメラに装着されたメモリーカードから静止画像データを読み取れるという。そのほか、家電メーカー各社のテレビ/ビデオ/DVDなどを赤外線コントロールする『AVリンクコマンダー』、映像/音楽などを一元管理する再生ソフト『AVリンクジュークボックス』を搭載する。バッテリーは、専用リチウムイオンバッテリーパック(駆動時間は非通信時で約6時間)で、ACアダプターが付属する。本体サイズは幅217×奥行き153×高さ24mm。本体重量は約740g。

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