(社)日本証券業協会は11月2日、証券会社に対して行なったオンライン株取り引きについてのアンケート結果を公表した。それによると、9月末でオンライン株取り引きの口座数は約132万口座と、昨年10月調査時の約30万口座から約4倍に伸びていることがわかった。
288の証券会社に対して行なわれたアンケート結果によると、現在オンライン株取り引きを行なっているのが全体の約22パーセントにあたる64社。昨年10月の47社(同16.5パーセント)から微増に留まっている。
しかし口座数をみると、昨年10月のオンライン株取り引きの口座数が約30万口座であったのに対して、今年9月末では約132万口座と約4倍の規模に増えた。取り扱う証券会社が大きく増えていないにも関わらず、利用者は確実に増加していることがわかる。
オンライン株取り引きの売買代金は、株取り引き全体に占める割合が1.8パーセント(1999年10月~2000年3月)から3.6パーセント(2000年4月~9月)と倍増したが、口座数の伸びほどは実績を伸ばせていない。