このページの本文へ

BCN総研、NTTドコモの『シグマリオン』がPDA市場で2位と発表

2000年10月27日 21時25分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)コンピュータ・ニュース社の市場調査部門であるBCN総研は27日、PDA市場の動向分析を発表した。16日から22日の週間集計で、それによると、Windows CE搭載のNTTドコモのPDA『シグマリオン』が台数シェアで2位(13.5%)となった。

Palm OS搭載端末が過半数を占めるPDA市場で、Windows CE端末の健闘は注目できるとしている。ちなみに、1位は『CLIE PEG-S500C』(16.2%)、3位は『Palm Computing m100』(9.2%)、4位が『Visor Deluxe グラファイト』(6.5%)となっている。

『シグマリオン』は、NECの『モバイルギアII』がベースだが、ビジネスユース向けに筐体に米ゼロハリバートン社のデザインを採用している

ショップでは、NTTドコモのブランド力とビジネスユースを想定したCMの効果を要因として挙げているという。ユーザーからは、CFスロットにカード型PHSの『P-in Comp@ct』を挿すことでワイヤレス通信が行なえる点や、サブノート並みのキーピッチでキーボードが打てる点などが、評価されているという。

10月第3週の時点で、PDAトップ10に占めるPalmPS搭載端末の販売台数シェアは64.9%。PDA全体でも56.9%となっており、同社では、PalmOS搭載端末の勢いは衰えていないとみている。

『P-in Comp@ct』

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン