インターネットの多言語ドメイン登録サービスを行なう米WorldNames(ワールドネームズ)社は現地時間の26日、アジアの多言語ドメイン名登録ユーザー向けに“多言語ドメイン名ジャンプスタートプログラム”を開始、無償で試験提供すると発表した。
“多言語ドメイン名ジャンプスタートプログラム”は、インターネット上での利用が開始された日本語、中国語、韓国語などのアジア言語の文字を使用した、ドメインやウェブアドレスの事前登録サービスの付加サービス。現在は、事前登録をした“.com”、“.net”、“.org”のドメイン名は登録を行なった日から数ヵ月経過(約3ヵ月)しないとウェブ上で有効にならないことから、同サービスでは、事前登録を行なったユーザーに対し、事前登録後すぐに使用できる“.nu”の多言語ドメイン名を3ヵ月間無償で使用できるようにしている。これにより、事前登録を行なったユーザーは、利用可能となる多言語ドメイン名をすぐに使用できるだけでなく、テスト期間終了後に“.com”、“.net”、“.org”のドメイン名を選択して維持できるとしている。また、同サービスを利用するにあたってパソコンのコンピューター設定、およびソフトやプラグインのダウンロードなどは不要としている。事前登録は同社のウェブサイトを通じて受け付ける。
