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TIS、T&O、マイクロソフト、SAPジャパンの4社が協業を発表

2000年10月27日 15時38分更新

文● 編集部

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(株)東洋情報システム(TIS)、(株)ティアイエス・アンド・オリジン・コンサルティング(T&O)、マイクロソフト(株)、SAPジャパン(株)の4社は26日、基幹系情報システム構築ビジネスにおいて、今後営業面、技術面の相互連携を緊密化し、協業していくことを発表した。

今回の協業の契機となった基幹系情報システムは、TISで現在構築中の、グループ連結経営の強化と収益管理の精度向上を目的とした、グループ連結経営システム『TITAN』。TITANは、会計や販売・購買、プロジェクト管理といった基幹系業務を網羅しており、現状だけでなく業績見通しの精度を上げることにより、外部環境の変化に対してより迅速で柔軟な経営を実現するという。TITANのコアシステムとしては、SAP R/3(FI、CO、SD、MM、PS)とデータウェアハウスソリューションであるSAP BW、Microsoft Windows 2000および最新のMicrosoft SQL Server 2000を採用した。また、システムの信頼性、可用性を検討した結果、MSCS(Microsoft Cluster Server)を採用する。

4社は、今後、ビジネスモデルを共有し、TITANをショーケースとしながら、基幹系情報システム構築ビジネスの事業拡大に向け、マーケティングや技術協力の面で、セミナーなどの広報活動さらにテスト、検証体制の拡充を通じて、より密接な関係を築いていくとしている。

今回インテグレーターとして導入コンサルティングから開発、トレーニング、インフラ構築まで手掛けているT&Oが中心となりテンプレート化も進めていく予定で、本プロジェクトで得たノウハウを蓄積・利用し、ASPを含め新しいビジネスモデルを構築していくという。

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