コンパックコンピュータ(株)の26日付けの発表によると、米コンパックコンピュータ社は、現地時間の24日、2000年第3四半期(7~9月期)の実績を発表した。それによると、全世界売上高は前年同期比22%増の112億ドル(約1兆2132億9600万円)で、純利益は前年同期比293%増の5億5000万ドル(約595億8150万円)となった。営業利益は前年同期比558%増の7億8900万ドル(約854億7237万円)となった。
業績全体の牽引車となったのは、インダストリースタンダードサーバーで、売上高は16億ドル(約1733億2800万円)となり、2期連続で40%増となった。企業とISPがデータセンターの構築を続ける中、すべての地域で売上高の堅調な伸びが見られた。
そのほかにも、エンタープライズストレージやコンシューマグループの売上は、前年同期比で40%以上増加し、企業向けパーソナルコンピューティンググループの売上も前年同期比28%増となった。
同社の会長・社長兼CEOのマイケル・カペラス氏は「今後も、売上高の力強い伸びの持続が見込まれる」と語った。