このページの本文へ

TSMC、0.13μmプロトタイピングプログラムを提供

2000年10月20日 18時49分更新

文● 編集部

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

台湾の専業ファンドリー企業であるTaiwan Semiconductor Manufacturing Company(TSMC)は現地時間の19日、0.13μmによるIC(集積回路)のプロトタイピングに、デバイスプロトタイピングプログラム“CyberShuttleプログラム”の利用が可能になったと発表した。最初のシャトルを25日に開始する。

2001年前半に開始される同プログラムのうち、30パーセントが0.13プロセス、20パーセントが0.15プロセスを対象としたものとなる。

今回の対応により、エンジニアは大量のウエハーを使用せずに、同社の0.13μm技術による設計を検証できる。ウェハの使用が少量になることで、NRE(non-recurring engineering)費用を大幅に削減し、短納期で低コストのプロトタイピングが可能になるという。

現在、この0.13μmのCyberShuttleは、コア、高性能、超高速、低電力などのプロセス技術のプロトタイプをサポートしている。将来的には、ロジック、エンベデッドFlash、ミクスドシグナルなど、同社の提供するすべての技術をサポートする予定という。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン