(株)イリンクスは13日、PDA向けの情報配信用システム『チャネルサービス』を発表した。
同システムは、複数のHTMLファイルや画像ファイルをPDA用ウェブブラウザー『Palmscape』で閲覧可能な1つのデータファイル(チャンネル)に変換し、PDA向けに配信するというもの。オンラインで取得したチャンネルをオフラインで閲覧でき、通信時間を短縮できるという。同社のPalmOS用ウェブブラウザーの最新版『Palmscape 3.0』は、同システム対応のチャネル機能を搭載しており、最新のチャネルを自動的に取得可能という。
『チャネルサービス』によるコンテンツの例 |
一方、情報提供者向けには、情報配信サーバー用のチャネル生成ツール『Palmscape ChannelGenerator』と、HTMLファイルなどをチャネルに変換するWindows用ソフト『Palmscape ChannelMaker 1.0』を用意。複数のファイルを1つにまとめて配信できるため、通信回線のトラフィックを軽減できるという。なお、『Palmscape 3.0』の無料版と、『Palmscape ChannelMaker 1.0』のベータ版は、同社のホームページからダウンロード可能。『Palmscape ChannelGenerator』の価格と販売開始時期は未定。