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日本BEA、「BEA WebLogic Commerce Server 3.1」を出荷

2000年10月11日 22時17分更新

文● ASCII24 Business Center 高島茂男

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日本BEAシステムズ(株)は11日、顧客を獲得し引き止めることを目的とする、「BEA WebLogic Commerce Server 3.1」と「BEA WebLogic Personalization Server 3.1」を10月17日に出荷すると発表した。

両製品は、リアルタイムにパーソナライズされた対話型のWebサイトを実現できる製品で、B2BとB2Cの両方に対応できるという。また、あらかじめ用意されたテンプレートにより短い時間でパーソナライズされたWebサイトを構築できるとしている。

新製品では、両製品のユーザープロファイルが統合され、オンラインでのユーザーの振る舞いや、ディレクトリサービスからユーザーの履歴やセキュリティに関わる情報を包括的に扱えるなったとしている。

製品の統合が進んだほかに、2つの新機能が提供された。1つは「Webflow」という機能で、それぞれの顧客に応じたWebサイトの流れを設定できる。これによりパーソナライズされたWebサイトの提供を実現できるという。もう1つは「Order Pipeline」で、たとえば注文を受け付けたときの画面が顧客に応じてパーソナライズされて表示される。

上記の新機能のほかに、米Documentumや米Interwoven、米Broadbaseとのアライアンスにより、コンテンツの開発と管理、eマーケティングと分析といった機能が新たに利用可能になった。

価格はBEA WebLogic Commerce Server 3.1が732万円(1CPU)、BEA WebLogic Personalization Server 3.1が502万円(1CPU)(Personalization ServerはCommerce Serverに同梱されている)。日本BEAおよびに販売パートナーを通じて販売される。

米BEA SystemsのECA部門プレジデントであるIvan Koon(アイバン・クーン)氏、「顧客の獲得のみだけではだめで、顧客を引き止める戦略がないと生き残れない」と、パーソナライズは顧客を自Webサイトに引き止めるための武器として重要と説いた

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