このページの本文へ

セガトイズ、『プーチ』主演、ビビアン・スーら共演の映画を公開

2000年10月05日 21時00分更新

文● 編集部 小磯大介

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

(株)セガ・エンタープライゼスの関連企業で、玩具メーカーの(株)セガトイズは4日、都内でオリジナル映画作品の試写会を行なった。映画のタイトルは“『自由にならないもの』~プーチとわたし物語”。同社の販売する犬型ロボットペット『プーチ』(POO-CHI)“主演”で、同製品のイメージキャラクターである、ビビアン・スーさんなどが出演する。

この日は、試写に先立って、同作品の監督である、『青春デンデケデケデケ』や『時をかける少女』などを手がけた大林宣彦氏や、ビビアンが、同映画の制作背景を語った。

お互いが持っているプーチを机の上に置き、トークショーを行なう大林監督とビビアン

“『自由にならないもの』~プーチとわたし物語”は、17歳の少女の成長物語。自分に自信が持てず、自分を嫌いな少女が、思い悩む自分を受け入れて新たに歩き出すまでを描いた、40分程度のショートムービーだ。物語の中では、要所要所に、少女の意のままにはならないプーチが登場して、少女へ“自由にならないもの、それは、こころ”ということを気づかせる役割を演じる。

「春先からプーチを飼っている」という大林監督は、「プーチはなつかない。それが悲しい。でも、それが楽しい」とし、そこから、今回の作品が生まれたとした。「自由になれないとき、自由なプーチがそばにいることで、勇気づけられる人がいる」とし、プーチを前面に出した映画であると強調していた。

映画の出演メンバー。大林監督の右側が、17歳の少女を演じた、タレントの勝野雅奈恵さん

なお、同作品には、プーチにはじまる、“ココロボシリーズ”の新製品3体も出演。10月28日に発売される猫型の『ミャーチ』(MEOW-CHI)と鳥型の『チャピーチ』(CHIRPY-CHI)のほか、11月上旬に発売予定の『スーパープーチ』(SUPER POO-CHI)も登場した。

『ミャーチ』『チャピーチ』『スーパープーチ』

セガトイズでは、同作品を、27日から開催される“東京ファンタスティック映画祭”に出展する。また、10月下旬からは、ヤフー(株)の運営するストリーム放送サイト“Yahoo! ブロードキャスト”で、映画本編とダイジェスト版のストリーム放送も行なう。カルチュア・コンビニエンス・クラブ(株)の経営するレンタルビデオショップ“TSUTAYA”でも、11月下旬から1ヵ月間、無料ビデオレンタルを実施する予定もあるという。レンタル実施店舗は100店は、セガトイズのウェブサイトで発表される。

カテゴリートップへ

注目ニュース

ASCII倶楽部

プレミアムPC試用レポート

ピックアップ

ASCII.jp RSS2.0 配信中

ASCII.jpメール デジタルMac/iPodマガジン