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インテル、『インテル IOP310 I/Oプロセッサ・チップセット』を発表

2000年10月03日 18時57分更新

文● 編集部

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インテル(株)は3日、I/O処理向けのチップセット『インテル IOP310 I/Oプロセッサ・チップセット』を発表した。これは、同社が最近発表した“インテル XScale マイクロアーキテクチャ”をベースとした初の製品で、インターネットストレージシステムやインターネットインフラストラクチャーで要求される次世代のEビジネス、データベース、および他のインターネットアプリケーションの処理性能を、従来製品に比べて3倍に高めるという。

『インテル IOP310 I/Oプロセッサ・チップセット』は、『インテル80200プロセッサ』と、メモリーや物理的I/O接続などの周辺機器の機能調節を行なう『インテル80312 I/Oコンパニオン・チップ』を組み合わせたもの。小さい発熱量でより優れた性能を実現し、開発者がインターネットインフラストラクチャー機器の性能を向上させ、よりコンパクトな筐体で製造することをサポートするとしている。また、高性能と低消費電力の両立を実現しており、1.5Wの消費電力で、最大1GHzまでの動作速度を達成したという。

同チップセットは333/600/733MHz版の3製品を発売する。出荷時期は333/600版が2001年第1四半期、733MHz版は2001年第1半期以降の予定。価格は1万個受注時に333MHz版が1個8000円、600MHz版が1万1000円、733MHz版は未定。

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